日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 四半世紀も続くなんて、誰が予想したでしょう

一合目 2022年03月19日(土)



先月、かな。
いつもの友人医院に行ったとき、
「お母さんのさ、お薬の飲み方が偏っていて」
と、気にかけて欲しいことを伝えられていた。
が、なかなか、なっかなか、足が向かないでいたところ、
どうも義妹がかなり疲弊しているらしいと知り、
給湯器も直ったことだし(これで訪問が1日遅れまして)、
ラストたくあん漬けを持って様子を覗ってきた。

土曜日ということもあって、弟が在宅。
私にできそうなことがあればなんでも、と
曜日限定ではあるが、サポートを申し出た。

デイサービスをサボろうとするので、
唯一の外社会とのつながりと、
運動系リハビリの機会を失うわけにはゆかぬと、
週1回、送迎の車に乗り込むまでを確認し、
それから自分のオシゴトに向かうことに。

ほか、曜日によっては、病院の付き添いができること、
たまに作り置きの料理とか漬け物を持参すること、
(これは母のためと言うより義妹のため)
など、今やれそうなことをいくつか提案してきた。

「最初っから飛ばさない方がいいよ」
「何かあったら連絡するから」
という、クッソ真面目な弟に、
「いやいやいや、何かなくても連絡は欲しい」
そう言い置いて、帰宅したが・・・

薬のことは、時間を決めて
「飲んだ?」って定期連絡の電話をしたらいいか、
ぐらいに考えていたのだが、もうちょっと事態は進んでいたな。
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母は今89歳。
「ワタシももう86だからさ〜」と、
本人は年を取るのを辞めているらしいが、
↑ の発言を、2時間の中で6回聞いた。
これ、日常一緒に暮らしていたらキツいよね。

「何歳まで生きられるんだろか」
「心臓も胃もなんともないから、まだまだ!」
「迷惑かけてまで長生きしたくないっちゃ」
「いや、100を越えて、総理大臣の表彰状を貰おう」

など、おそらく義妹ではできないやりとりをしてきたので、
少しは気分転換になったのではないだろうか。
というか、今話したことを忘れているので、
次回も、同じやりとりを新鮮な気持ちでやらなくては。

数年前に初めて認知症と診断を受けたときから、
ワタシも人並みに「介護」の門に足を踏み入れた。
今回、さらに一歩進んでしまった印象はある。
とはいえ、母が自分でできることはかなり残っているから、
手伝いすぎてしまわないように、
事故なく過ごせるような心配りができればと思う。

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