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学生時代、ガロも、COMも、読んでいた。 ますむら氏のコミックは(たぶん)一通り持っている。 ほとんどが初版本である。 (同様に、手塚治虫の「火の鳥」も)
アタゴオルの世界は、イーハトーブにもつながり、 よそ事とは思えない、 あるかもしれない、 ありそうなお話、だった。
ヒデヨシも好きだが、 バイオリンのメロディでカニを働かせる床屋とか、 ギルバルスとか、欠食ドラネコ団とか、 バイプレイヤーが面白かった。 ヒデヨシがふんするスミレ博士も、 いい加減さやうさん臭さが魅力的である。
それらのキャラクターが、アタゴオルを飛び出て、 北斎の絵の世界に入り込む。
昨年初夏の隅田北斎美術館での展示会は、 帰りの新幹線時刻が頭の片隅にあり、 のんびりゆったり鑑賞することができなかった気がする。 (そのうえ、俣野敦子のタオルハンカチを落とした)
盛岡でも大々的に展示会があるという情報に接し、 そりゃーそりゃー大喜びだったわけさ。
ところが、だ。 ギャラリートークやらコンサートやら、 関連イベントが目白押しな3連休を あろうことか、風邪っぴきで過ごさねばならなかった。 無理して出かけて、自分がハブになっちゃあねえ。
やっと行けましてん。
重くて大きいために、持ち帰る自信がなく、 上京の折には諦めた図録を、ここで手に入れた。
上下に配置された絵を観賞していて、 だんだん頭も痛くなり、目も疲れてきた。 2時間ほどで、ギブアップ。 これは、絵を見上げることで、 首が疲れたためだったろうと思う。
なあに、会期はまだある。 また訪れればよいだけのことだ。 次は平日にしようっと。
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譜読みを始めたバッハの中に、 見覚えのあるフレーズを見つけた。
調は違うけどね。 バッハ先生、この手のフレーズがお好きなのか。
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