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スケルツォ4番、全編難所だらけである。 ずーっと峠、みたいな。
スピード違反級のかっとばしパッセージはもちろん、 こうした大きな跳躍にも悩まされている。
ただ、しつこく練習をするものだから、 そこを真っ先に暗譜するという福音もある。 暗譜の次は、迷わなくなること。 迷わなくなれば、テンポは上がる。 テンポありきで練習すると、いろいろ抜け落ちる。 例えば、途中からだと弾けないとか、 ハタと止まったら頭の中が真っ白とか。
オクターブの跳躍は罪深い。 まさしく、悪魔の所業としか。
6だの5だの書いてあるのは、 6度だね、5度だね、と脳に言い聞かせるためである。 いつもなら、楽譜を図または絵のように認識しているために 見た感じで直感的に、はい6度、はいオクターブと 手が勝手に動く感覚がある。
実際には脳を経由しているのだけれど、 あたかも目から入った情報がダイレクトに 手に伝わっているかのような錯覚である。 これがないと、ブラインドタッチも難しいんじゃないかね。
克服のため、まず、ネットで「黒魔術」を検索(違) ・・・いやというほど練習するしかない。 この曲を練習し始めて約2週間。 10月いっぱいまで練習を延長したので、 今よりはもう少し、何かがどうにかなるかもね。
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