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昨日に引き続き、今日も菅野さん。 楽しいトークに心奪われ、 「世界の菅野」から、ついに 「宇宙の菅野」へとランクアップする、 その瞬間を目撃することができた!
弾くときの楽しそうな様子に、 この方のすべてが集約されているように感じる。
トリオ演奏。
ビーフンがお好き、と昨夜伺って、 「ビーフン・ブルース」をリクエストした。 もちろん即興である。 ブルースなので、12小節のフォーマットの中で アドリブを回したり、4バースで演奏したりするのだ。
バンドの中で、私も1コーラスか、せいぜい2コーラス、 必死の思いでアドリブを取ることはある。 が、それはもう、アドリブなんてもんじゃなく、 とりあえず指に当たった鍵盤をかき鳴らすだけ。 起承転結もなにもなく、 12、あるいは24小節が終わるのをひたすら待つだけ。
菅野さんのアドリブは、完璧である。 「どう行くかな」と考えながら弾いている様子がまた、 その「間(ま)」をも楽しんでいるように見える。 そして、方針が決まると、 迷いがない。 プロだもの当たり前、と言ってしまえばそれまでだが、 品の良さってのは一朝一夕には出せないものだろう。 最前列で聴いているのに、ピアノの音が生々しくない。 ふんわりとヴェールをかけたような、 ごく薄いフィルターを通したような、そんな音である。
何かひとつだけでも、真似できることはないかなあ。 耳に残ったあの音色が、ここしばらくは脳内リフレインしそうだ。
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最狂娘が2年ぶり(?)に帰省。 ヤツの来訪のおかげで、換気扇がきれいになり、 玄関ドアのチャイムが取り換えられ、 カジさんがすっきりした。
カジさんがすっきり。 帰るなり、耳の毛玉やら、四肢の指先の毛やら、 そーれそれそれ、とカットしまくったのである。 さんざん触ってもらって大満足のカジさん、 そのあとも最狂娘から離れようとしなかった。 「一緒にいるといいことある」と学んだか。
その最狂娘、今回の帰省では 「とりぱん全巻読破」を目指しているらしい。 あの本、なかなかサラッとは読めませんぞ。
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