日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認

雨のニオイ 2009年05月22日(金)



朝、目が覚めたときに、そのニオイを感じた。
「やった♪ 降っている」

芽を出したばかりのアサガオが元気になる。
昨日バラまいた肥料が土に浸透する。
ゴーヤはちょっと寒く感じるかもしれないな。

植物たちのことを思うと、雨も悪くない。
それに、朝からクロツグミのさえずりを聴いた。
今日は絶対にいいことがあると思った。
(実際、あった)

星占いなんかアテにならない。
携帯のIチャネルで流れる星占いって、
なぜか1日ズレているみたいなのだ。
こりゃますますアテにはできない。

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実家の母に久しぶりに会いに行った。
建て替える前にあったライラックを挿し木して
ようやく花が咲いたという話をしたら
「ライラックなんてあった?」という(げげっ)
携帯の写真を見せたところ、ああコレねと納得。
母にとって、植物の名前はあまり重要ではない。

昨年、産業まつりのイベントで買い求めた鉢花も
ちゃーんと越冬して、またきれいに花を咲かせていたが
「なんとかいう花が立派に咲いた」
ナントカで済ませてしまうのだ。

庭先のカルミアを挿し木で増やせないかなあと言うと
「あれ、カルミアっていうの」だと。
名札はそのままついていたはずだが。

花の名前がわからないのは、記憶が飛んだからではなく
もともと覚えようっていう気がないだけだ。
数日前にテレビで「認知症チェック」というのがあって
いくつ当てはまるかとドキドキしながら見ていたそうだ。
「ひとつもなかった」と鼻の穴を膨らませていた。

フリマでそこそこの売り上げがあった話をしたら
「次、いつ出るの? 子供用のパジャマでも作ってみようかな」
ヤル気満々で圧倒された。
いつぞやの、「エプロン作る気がしない症」はどうなったのか。

こんなに元気な母の姿を見て、私も元気になって帰ってきたのだった。








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