日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認

耳が痛い 2003年09月17日(水)



このところ毎晩、数年前(もう7年?)のカセットテープを聞いています。
内容は・・・ワタシがバンド始めて2、3年のころに
お誘いを受けて参加するようになった某社会人バンド。
その練習風景です。

なにしろジャズなんて全く、ほんっとにひとつも知らないんだから
コードネームしか書かれていない楽譜を渡されて
もうどうしていいやらわからない・・・目の前真っ暗状態。
その上2ヶ月後にはなんかの本番があるというのです。
楽譜がない(いや、あっても読めない)なら耳からイケ、ってことで
毎回テープに録音して家で聴きながら
コードネームと聞こえてくる音を付き合わせ、
リズムパターンに合ったバッキングを考えました。
練習の合い間に交わされていた、メンバー同士の会話も
ワタシにとっては貴重な情報源でした。

そのバンドはもう解散してしまってありませんが
当時のメンバーが実は爺バンドに何人かいらっしゃいます。
盛岡って狭いですからね。
で、テープを聞きながら感じていることがふたつ。

とつ目は、当時のワタシのキーボード演奏はまさしく
今の爺バンドの新人キーボーディストのオバちゃんのものだってこと。
違うことといえば、当時ワタシは基本的なコードしか知らなかったけど
新人オバはコードプレイができるっていうこと。
それと、ワタシは自信がないときは音量を絞っていたけど
新人オバはできてもできなくても大音量で演奏する。

先日の役員会において、温厚な某信用金庫支店長Y氏までが
「あの演奏は邪魔にしかならない」とおっしゃった、そのコトバ。
きっと当時ワタシも思われて、あるいは耳には届かなかったけど言われていたんでしょう。
それを思うと、もうちょっとあの新人オバをケアせねばならんかな〜と思います。
ただし思うだけです。
めんどくさくてやりたくない。

たつ目は、当時ご一緒していたメンバーの中で
現在、格段に音がよくなった方と、さっぱり変わらない方がいるということ。
当時のテープでも、「あ、これは○○サンの音」ってことはちゃんとわかります。
7年間の積み重ねをしてきたかどうかも、シビアにわかっちゃうんだな、これが。

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録音機材(当時はまだMDじゃなく普通のウォークマン)は
操作の都合もあってキーボードの足元に置いていたので
ドラムやベースといったリズム隊の音が大きく入っています。
最も聴きたくない自分のキーボードの演奏も嫌でも入ってくる。
耳をふさぎたいのをぐぐっとこらえて、毎晩すこしずつ聴いているのです。

これってどういう心境からくるんでしょうかねえ。
なんかね、急に聴きたくなったのよ。
そうだ・・・ドラムかもしれない、聴きたかったのは。
当時のそのバンドのドラマーはごく常識的に叩く方で
音楽センスはよかったと思います。
そう、ベースの兄ちゃんも上手だった。
あの2人が音楽を引っ張っていたと言っても過言ではないと思うな。

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で、ワタシとしては「こういうふうに叩いてくんない?」と
爺バンドのドラム爺に言いたい気持ちが破裂しそうなわけです。








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