日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 四半世紀も続くなんて、誰が予想したでしょう

ちょいと年末らしく 2002年12月23日(月)



爺バンドの忘年会の中でワタシは
「もっと自由自在にアドリブしたい」という趣旨の発言をしました。
また、
「自分が加わったことが効果となるような演奏を心がけたい」とも。

ワタシがこのようなバンドに参加するようになったばかりのころ・・・
  (まだ30代でしたのよ、ギリギリだったけど)
コードネームというものの存在は知っていたけれど
いわゆる三和音とセブンス(属7)、ディミニッシュ(減7)くらいしか知らなくて
それもコードネームを音符に書き直した楽譜を作らないと
ナンにも演奏できませんでした。
したがって、そのころキーボードで参加していたワタシは
自信がないところではボリュームをちょっと下げて
ジャマだけはしないように・・・という消極的な演奏をしておりました。
「もっと音量あげてください」ってしょっちゅう言われていましたが
ツマミに手をかけて、上げるフリだけしていました(かわいいもんだった)

今思うのは、それではワタシがそこにいる意味はないじゃない、ってことね。
バンドのメンバーっていうのは、機械でいえば歯車的なものではあるけれど
その歯車は「自分でモノを言う=音を出す」わけ。
曲そのものを引っ張るリズム&ベースライン。
ノリを生み出すギターのカッティング。
メインのメロディーに絶妙に絡むカウンターメロディー。
ピラミッドを形作るかのように重ねられたハーモニー。
そして、音と音の隙間にピアノのアクセサリーが入る。

ピアノは音域が最も広いし、一人で複数の音を出せるし
いろんな役割を負うことのできる楽器です。
そういった特性をもっと活かして演奏できたらいいなあ。
1年の間に何かひとつでも、
「これができるようになった」って言うことができるように
また来年もがんばっちゃいます。

爺バンドのメンバーさんの中には
楽しむことさえできたらそれでヨシ、という人もおられます。
今持っている技術や方法をさらにステップアップしようなんて思わない人・・
こういう人たちって、よほどの大きな破綻がない限り
「よしっ、この曲はできた」って言うのよね。
「これでできた」というラインの引き方に、ワタシの感覚との根本的なズレを感じる。
もっと素敵な演奏にするためにどうしようこうしようっていう考えは全くなし。
一緒にやってて虚しいな〜〜と思います。

逆に、一人で黙々とロングトーンやってたり
いろんな人の意見を聞いて取り入れようとしている人もいらっしゃいます。
そういう人って妥協点も高いし、言うことにも説得力があります。
話をしていても勉強になることが多いです。
そういう人には何かお手伝いできたらいいなと思うよね、やっぱ。
そのためにもまず自分を磨き高めなくちゃね、っと思うわけ。
誰かのためというだけじゃなく、自分がもっと楽しめるようになるため、です。

磨くといえば・・・あ〜あ、家の中も磨かなくちゃいかんな・・・
おたくでは大掃除、します?
 


 『音楽好きへ100の質問』に答えます。
【072】 シーケンサーとか使ってますか?(活動系)
    やってみたいかなっと思ったことはありますが
    なにしろビンボーなので機材を揃えることができません。
    市の施設で、パソコンで画像や音響の編集ができるところがあるそうです。
    でも生半可な知識では行っても何もできないでしょうねえ。
    そんなだから、たぶんこの先も手を出すことはないと思います。








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