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| 泣いて済むこと | 2002年09月12日(木) |
スクールに来ているYちゃんが泣いた。 理由は・・・たぶんね、プライドの問題なんだと思う。 Yちゃんは『小数』の単元に入ってすぐの2週、続けてお休みした。 したがって、小数のなりたち方やしくみについては授業を受けていない。 4年生ではこの単元、『下』の教科書に入ってから つまり9月末か10月に入ってから扱う内容となっている。 学校の先取りになっているわけ。 これは4年生くらいの子どもによってはちょっとキツい。 このスクールでは、「理解が難しいと思われる単元」に絞って 「その仕組みを具体物を使って教える」ことになっている。 簡単に言うと、学校の授業ではあまり丁寧に扱わない『理解』の部分を じっくり時間をかけて「なぜそうなのかがわかる」ように指導する。 「学校ではこう習ったと思うけど、こんなふうに考えるともっとわかりやすいよ」 という納得のさせ方を目指しているわけ。 先週の『小数の数直線』はほとんどが作業だったため それでもなんの不都合もなく参加することができたのだが テキスト「書かれた」数直線の目盛りを読み取る段になると 「しくみ」の部分が怪しいYちゃんはお手上げとなる。 そこへ、隣に座ったHちゃんが「これはね・・・」と教えようとする。 これが引き金になった。 そうでなくても不安な気持ちを抱えていて、 それでもなんとか食らいついて行こうとしているところに 先生ではなく『同じ4年生』のHちゃんに横からチャチャを入れられたことで 一気に自信喪失へのレールを転がり落ちる。 エンピツ持ったまま固まってしまったYちゃんは、もう何を言っても動けない。 わからないのか、自信がないだけなのかという問いかけにも反応できない。 「うん」なのか「いいえ」なのか、首を振るだけでも意志表示があるといいのだけど それもできないくらい、もうココロはガチガチに固まってしまっている。 せっかくこうして勉強しに来ているのだから、とか わかるところだけでも、とか 泣いていてもやれるようにはならないよ、とか もうどんな励ましも叱咤も、Yちゃんには届かない。 テキストに涙の染みが広がる。 ----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*---- こういうことが、ごくまれにあるのです。 家でお母さんが子どもに教えるっているときも 何か気持ちに行き違いが生じてしまって なだめてすかしても状況が動かなくなるってことがあるよね。 親がここでやってしまうのが 「そんなだったらお母さんはもう知りませんっ」っていうやつね。 あるいは「もうッ、勝手にしなさいっ」だったり。 知らないと宣言したなら最後まで知らん振りすりゃいい。 勝手にしていいと言ったなら、勝手にしても文句言っちゃいけません。 こうして突き放しておいて後からブチブチ言っちゃだめ。 ではどうしたらいいかってことを教えてやらないと。 ワタシは教えることのプロですから、一応。 あの手この手があるんですのよ。 結局Yちゃんは落ち着くまでに20分ほどを費やしたものの、 最後は今日のメインであった『小数の加減』の計算を ノートにきっちりとやることができました。 泣いて机に突っ伏している間にも 他の子たちにアレコレ説明している内容は耳に入っていたのでしょう。 みんなが引っかかりまくって、「わけわかんない!」と言って タイル操作に立ち返ってようやくできた計算を Yちゃんはなんの苦もなくさらりとやってのけました。 ----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*---- どうやったか・・・知りたいでしょ。 企業秘密よん(。^_^。) 子どもの中には、どうしても今泣かないとダメって子がいます。 もちろん、ぐっとこらえてがんばれる子もいるし 食ってかかることで自分の気持ちを解放できる子もいます。 ひとしきり泣いたら落ち着けそうだったら しばらく泣かせておけばいいのよ。 ただし、絶対に突き放してはだめで、 「落ち着くのを待っているから」ということを なんとかして伝えなくてはなりません。 また、落ち着いたころを見計らって ふっと気持ちを切り替える手助けをしてやる必要があります。 それにしてもね・・・ スクールの生徒募集の宣伝文句に ゆっくり/ていねいに/子どもの気持ちに添って/わかる/楽しい って書いてあるんですけどね・・・ 三つ目の「子どもの気持ちに添う」っていう部分を スクールの講師サンたちはもっと研究するべきよ。 そのためには、どの教室も一律なカリキュラムっていうのをやめて 「今年のこの子たちはコレで行こう」っていうことができるようにしないと 今回みたいに無理がくるんだよな・・・ 週1回しかない授業の中でできることは限られています。 ゼロから教えるのには絶対に時間が足りません。 学校で理解し足りなかったことの補強に徹したほうがいいと思います。 ![]() ■ 本日のお知らせ なにやらキリのいい数字が近いみたいですね。 それも、ここだけじゃないみたいで・・・ ![]() ■ 『ハーボットオーナーに100の質問』に答えます。 【075】 ハーボットの服(体?)に好みの色を選べるとしたら何色にする? 当然、日替わり・週替わり・月替わり・季節替わり。 色だけじゃなく、デザインも替えられたらなぁ〜 これといってアイデアがあるわけじゃないけど、 いっつも『黒一色』じゃかわいそうだよね〜 黒着ててもかわいいなんて、不思議だと思う。 色はこの際あまり関係ないってことなのかなあ。 顔がデカい分、服の面積が小さいから 黒でも暗い感じに見えないのかもね。 |
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