2009年04月28日(火)   喜多方ラーメンツアー 2 日目 

午前 6 時過ぎ起床。お酒は残ってなくてスッキリ。よく寝た! 昨日とうってかわっていいお天気。

宿を出たのが午前 8 時過ぎ。今日の朝ラーは「まこと」にて。ここのラーメンが一番私の好みでした。これまで食べた中では一番スープが濃い。と言っても喜多方にしては、ですが。ネギと合う! ンマ〜イ! 空いてるお座敷のほうに通してもらえたので子供も私も楽に食べられました。あと、ここらの名物らしいソースカツ丼なるものも食べてみました。ご飯の上に、千切りキャベツと揚げたてのカツをソースに浸したものをのっけた丼です。これも面白い味で、美味しかった。

その後は五色沼へ。全員で歩いて行けるとこまで行ってみた。青沼は青すぎて少々不気味というか、中国の汚染された七色の川画像を思い出してしまった(ごめん)。るり沼あたりで引き返す。足場はあまりよくないが、歩いてて楽しい道だった。

少し遅めのお昼ご飯を「あべ」で食べる。ここのラーメンも私好み。やっぱりスープがやや濃い目。今までのラーメン評にチャーシューの事があまり書いてないのは、チャーシューは私にとっては比較的どうでもいい要素だからですが、それでもどのお店のチャーシューも美味しかった事を記しておきます。「ここのチャーシューは今イチ」ってお店はなかった。

全部で 5 軒まわって中華そばを食べましたが私の好みで言ったら「まこと」が一番美味しかった。しかし東京はラーメンに(というかあらゆる食べ物に)恵まれた土地なので、「まこと」的なラーメンは恐らく東京で食べる事はできると思った。喜多方でしか食べられなさそうという意味では「なまえ」の極太麺が美味しかったし良かったです。

あと、印象的だったのはどこのお店も本当に普通のおじちゃんおばちゃんがやってる「町のラーメン屋さん」だったこと。閉店時間が午後 7 時っていうのが平均的な土地柄なようでした(まあそのぶん開店も早いんですが)。平日だったからか比較的空いてたし、喜多方ラーメンと言えば有名だと思うんですが過剰にツーリスティックな雰囲気がなく、お店が浮き足だってもいなくて、どれも驚くほど普通のお店ばかりでした。だから食べてて落ち着けたし気楽だった。ラーメンてそもそもそんなもんだし、それがまた非常に健康的な感じでした。讃岐うどんのように「攻略したい」的なディープな魅力とはまた違うものがあると思います。ホント地味で、しかしどのお店も実に美味しかった。5 軒回って最後まで美味しく食べられたので。

ちなみに子供達にはラーメンばかりだとさすがに問題かなと思ったので時折オムライスやカツ丼なんかをとったのですが、当事者達は「ラーメンが食べたい」そうでほとんど一緒にラーメン食べてました。私もラーメン好きな子供でしたが(外食ではレストランだろうが海の家だろうがラーメンばかり食べる子供だった)、遺伝なのか、あるいは子供って基本的に麺が好きなのか…。

夕方は鶴ヶ城を見物。天守閣に入る時間にはギリギリ間に合わなかったのでお城の周りを徘徊し、芝生で写真をとったりかくれんぼしたりして 2 時間ちかくを過ごす。やっぱり観光客は少なくて非常に贅沢な空間だった。風情のあるよいお城だったなあ。

街中はとにかく鯉幟が多かった。川の上に何十匹も泳いでいるのも何箇所か見たけれど、普通の民家でもよく鯉幟を飾っている。私は鯉幟のある風景が好きなので、車窓から見る度に嬉しい気持ちになった。

遅い夕飯をファミレスでとって、午後 9 時半には会津若松から撤収。最初の 1 時間は私が運転したのだけど目も神経もやたらと疲れていたので那須あたりで早々に運転を替わって貰った。その後は爆睡していたので気づいたら自宅の近く。到着は午前 1 時過ぎ。子供達をベッドへ運んで荷物を整理し、顔を洗ったり少しネットしたりして寝たのは午前 2 時半。よい旅行でした。


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