2004年02月16日(月) |
ディズニーに全く興味の持てない私ですが |
レンタルビデオ屋で見つけて以来、懐かしくってトムとジェリーの DVD をたまに借りて見てます。それで分かったのは私が子供の頃、ビデオに録って繰り返し熱心に見ていたものはどうやらいわゆる第三期作品と呼ばれるものだったって事(1963 年〜1967 年制作、演出:チャック・ジョーンズ)。DVD には初期作品と第三期作品がごたまぜで収録されてますが、両者の簡単な見分け方はタイトルバックがアニメーションかどうか。で、T&J マニアに圧倒的に支持されているのは演出がウィリアム・ハナ & ジョゼフ・バーベラによる初期作品のほう。第三期のものしか見たことなかった私にはもちろん違いなんて分からなかったんだけど、研究サイトによると「第三期はワーナー漫画的演出が目立ち、特にジェリーの性格がかなり変わっている」そうで、なるほど今回初めて初期作品を見た私は「ジェリーがちゃんと痛い目に遭ってる」事に驚きました。私が見て来たジェリーはいつも要領よく、痛い目見るのは常にトムだけだったんだけど(母がよくジェリーは根性悪で嫌だわと言ってたなー)。初期では結構、二匹が仲よしな描写多かった。全体的に第三期よか牧歌的というかのんびりしてるし、アニメーション自体が丁寧な印象を受けた。絵柄も結構違う。
では第二期はというと、この頃はカートゥーンの製作費が安いからという理由で製作を共産圏に発注したらしく、評価は「絵柄、演出ともまるで違い、一目で見当がつく。全編一種異様な雰囲気が漂っており、グロ趣味の人向き」…ってここまで書かれるともう逆に観てみたいよ。第二期はよほど不評なのか、DVD には一本も収録されてません。LD ボックスやビデオには入ってるらしいので、機会があったら見てみたいです。
しかし T&J のギャグって今見るとドリフっていうか、なんか凄くお約束な世界なんだよね。ひたすら懐かしいです。色遣いとかは言わずもがなキレイで楽しい。子供の私は「アメリカの家ってやたら広くてカラフルでお洒落なんだなあ」と変に感心してた。
あと全然関係ないんだけど、ここんとこ平日の午前中に何年か前の内舘ドラマ「昔の男」やってて、たまに流し見してて気が狂いそうになります。紀香の激烈な大根ぶりと話の進展のなさ(たまに飛び飛びで見てるだけなのにいつ見ても同じメンツが同じように別れる別れないとすったもんだしてる。死ぬまでやっとれ)が。見てて面白くないのでわりに好きだった大沢たかおまで嫌いになりかけました。富田靖子が出るシーンだけは妙にホラーで面白いかと思ったけど、それも最初だけだった。「はなまる」見た後に TV つけっぱなしにしとくのはもうやめようと思った。だってもうきもくて目が離せない…。■
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