2003年03月01日(土)   雨/ベルばら/マイケル・ジャクソンの真実 

朝は曇り。昨夜の夜更かしで寝坊して、それでも朝から車で新宿へお買い物へ。欲しかった物が買えて幸せ。お昼前から大雨。讃岐うどんを食べて帰る。

雨がどんどんひどくなる。自宅でマイケルの真実の録画を見たり、今日買って来た「ベルサイユのばら」(愛蔵版)読み耽って過ごす。

私、「ベルばら」買うのは人生において 3 回目なんですが。小学生の頃のマーガレットコミックスは友達に貸したら返って来なくって、高校生の時に買った愛蔵版も、やっぱり友達から返って来なかった。ベルばらは私にとってはそういう運命なのかも。何十回読んだかわかんない漫画なのに、最初っから最後まで一気に読んじゃったわ。面白い。一世を風靡するだけあるなあ、これ。オトナになった(年齢的には)自分の読み方が以前とちょっと変わってる事に気付いたりとか。今回デュ・バリー夫人とかジャンヌとかにすごく目がいくようになってたよ。ポリニャック伯夫人とか、この漫画じゃつまりはヒールなんだけど。自分の肉体や美貌に物を言わせる女とか強烈な上昇志向のある女とか、すごく興味深くて。タフだなあ、とか生命力強そう、って感じで。あとこれの外伝(例の吸血伯爵夫人)、大好き。この頃って少女漫画でもちょっとオカルトなのが流行ってたのかな。悪魔の花嫁とか白い影法師的な流れで。外伝はすごく暗くっておっかなくって、実話を元にしているというあたりがまた少女の私の心にインパクトを与えたものだよ。

あとマイケル。いろんなサイトで既に書かれているような事しか書けないんだけど、あの変な吹き替え要らないよね。全部字幕にしてよ。あれじゃニュアンスが伝わらない。出来の悪いソープオペラを見せられているようで気分悪くなった。見る人の感想をあるところへ導こうという意図が見てて気分悪かったです。全体がワイドショー的悪趣味な作りなのも気色悪い。マイケルは基本的にそんなに変な事は言っていないと思うんだけど、あのインタビュアが「いかにもマイケルがおかしな事を言っている」ように見せようとしてるのがどうにも。あの人、あれで有能な人なの? それともあれも吹き替えや字幕の翻訳が意図的なだけなのか。

これ見ててしみじみ思ったのが「人は愛されるより愛するほうが幸せ」って事かしらん。ファンの子、マイケルと抱き合って泣いてたじゃん、失神しそうなくらいに。世界中から愛されて巨万の富を得て何不自由ない暮らしをしているマイケルよりも、愛する人と抱き合えて感激して泣いてるその子のほうが 100 倍幸せそうに見えたのは私だけですか。この番組で「マイケルは人を愛したがっている人」と定義づけられました。私の中で。

夕飯はご飯に野菜スープとサーモンムニエルと蛸の塩辛(ジャンル滅茶苦茶)。今週は豚汁を 5 日間食べてました。先週はカレーぶっ続けでした。今日からはスープ週間です。バイオは初回ゆっくりタイムアタックが終わりそうです。明日は所用で朝から渋谷だ。

今日の日記が長いのは、今週の平日は全然余裕なかった反動です。仕事が忙しいのもさる事ながら、配偶者が風邪ひいたり胃痙攣起こしたりとわりにバタバタで。私は元気です。配偶者も元気になりました。


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