久しぶりに一人ランチになったので「海辺のカフカ」の続きを読めた。上巻終わりました。
最近自宅で「ねじまき鳥クロニクル」を再読したせいもあって、「またこんな展開か」とか思った。この人ってもう、こういう話しか書けないんじゃ…。いや、悪い事じゃないと思うけど。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」ともかぶっているのでそっちも家で再読する事にした。カフカはナカタさんの描写部分が一番面白いです。「ナカタさんにとって実感出来るお金の額はせいぜい 5,000 円だった」っていうとこは分かるなあ。私にとっては 100 万円がいいとこだなあ。それ以上になると概念でしかない。感想は下巻読んだらまとめて書きます。多分。
通勤電車の中では配偶者に借りた筒井の「ウィークエンド・シャッフル」を読んでるんですけど、文庫本の間に昭和 53 年 1 月発行の旧国鉄東中野駅の初乗り切符が挟まってた。元が古本なので、この本買った人が栞代わりに使ってた様子。私も栞代わりにしてます。切符の背景にたくさん「こくてつ」って印刷されててなんとなくかわゆい。
夜、「世界の終わり…」を引っ張り出してベッドで読んでたら平成 3 年 7 月発行の都営新宿線岩本町の切符が挟まっていて、12 年前の私は学生で、岩本町でアルバイトしていた事を思い出して懐かしい気持ちになった。■
|