2002年11月16日(土)   越前・越中・越後 

越後湯沢温泉へ。道程で「こちらニッポン…」を読もうと思い本を取り出すがよくよく見るとなんとカバーだけが上巻のもので、中身は下巻だった。ひえー。イントロは唐突だけども徐々に分かっていくんだろうよと深く考えずに半分くらい読んでしまっていたのに(それもなんかすごい気がするけど)。結構ショック。当然その続きを読むのはやめて仕方なく週刊文春を買ってあさひ号の中で読んだ。

越後湯沢駅で郷里の友人 M と落ち合う。東京と富山の中間点の温泉にでも行こうという約束をしてから 5 年、やっと約束を果たした。現地は大変寒くて息が白い。そういえば私はフジロック '99 の時に越後湯沢に来ていた。あの時は夜遅くなってしまって帰るに帰れなくなって眠くて疲れて死にそうだったから急に皆でペンションに泊まってやっぱり温泉に入って爆睡したんだった、と思い出しつつお宿に入る。

とりあえず入湯。そんで夕飯。お酒は飲まずにひたすら食べ、喋る。郷里の友達との話は主に家族の馬鹿話や今後の展望等に終始する。以前は高校の級友の現在話が多かったのだけれど年を経るにつれ、皆連絡をとらなくなってゆくのでそれも次第に減る。就寝前に露天風呂へ入る。床入りする際に「私寝つき悪くて寂しいから先に寝るな」と言ってた彼女が 5 分で寝てしまった。眠る前に怖い映画の話をしていたため、私の方はそれから 30 分くらい寝つけなかった。


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