2003年08月30日(土)
【場所:モントリオール、季節:夏】
夏と花火とゲイの町(乙一風に)
すこし前の話ですが、相棒#2と花火大会を見に行きました。 モントリオールでは、毎年夏に世界花火大会(みたいなもの)が開催されます。 毎週末はいろんな国が主催する花火大会があって、順位を決定する、らしい。 日が沈むのが遅いから花火大会は10時くらいから開催される。
さて、その最終日に相棒#2と行った帰りのこと、メトロ(地下鉄)に人があふれて乗れそうも無いので、少し先の駅まで歩く事にした。 その時Papineauからサント・カトリーヌ通り(rue Ste-Catherine)を西(注*)に向かって歩いていたのですが、突然相棒が、この辺りは「gay-ville」って呼ばれてるのだよ、っていう。 僕には彼の英語が聞き取れなくて、何度も聞き返した。 そもそも英会話を習ったことも無い僕は、半分くらいしかちゃんとは聞き取れなくて、あとは想像力で補って会話してるわけで、想像の範疇を超える単語が出てくると、聞き取り成功率が一気に下がる。 しかも、相棒#2はフレンチ(ケベック生まれ)なのでそもそも英語がわかりにくい。
言い訳はさておき、何度も聞き返す僕に、彼はどうやら、僕がゲイに理解を示さない人間だと誤解したらしい。 そこで、ようやく「あーーー、ゲイね、ゲイの町!?」となる訳です。 嘘か誠かはわかりませんが、恐らくメトロのPapineauからBerri-UQAM駅の間の辺りの事をそう呼んでいるようです。 その辺りのダンスクラブやバーには怖くていけない、と言ってました。 危険地域ていう意味じゃなくて、相棒は男だからね。
がんばって歩いたのですが、Place-des-Artsあたりでお互いにダウンしてメトロに乗りました。 大きなソフトクリームを買ってもらってご機嫌な僕でした。(意味不明)
(注*)ちなみに、モントリオールのダウンタウンでは、西とは、本当の西のことはさしません。 またいつか説明したいと思いますが、ダウンタウンの地図で左に向かって歩いた、と解釈ください。
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