The Green Hills of Earth
昨日、「小放浪する」と格好をつけ出発したのですが、昨日昼から痛み始めた首が運転しているとかなり辛い状態です。
刈谷からどう進むか…悩む暇もなく併設の温泉銭湯が開いたので、まずは湯に浸かって首の痛みを和らげることに。のんびり湯に浸かり、露天で一眠りしたらかなりさっぱりしました。でも今から九州に向かうとすると、休憩なしで走って到着は20:00頃になるでしょうか。無理ではありませんが、無茶な計画ですね。 九州や島根に行くのが楽しみだったのですが、無茶はできませんから、それはまたの楽しみにします。今回は高速道路で楽しむ旅行とするか、それとも一般道に降りるかはまだ未定ですが、近場で楽しむことにします。
やっちゃいました。 刈谷をでて、大津に向けて走って行くはずだったのに、分岐で道を間違え伊勢神宮へ行く道に入ってしまいました。 ここに入ってしまったら抜け道はありません。降りて後は一般道を走るだけ。高速を使えば遠回りをしても今日中に帰宅できたのですが、一般道ではどう頑張っても無理でしょう。ついでに言うなら、来てしまったものはしょうがないと伊勢神宮にでも行けば良かったのに、ついヤっちまったと降りてしまったのが如何にも中途半端です。 今は、三重県の関宿と言う道の駅で落胆中… もう少し落ち込んだら、気を取り直して帰途につきましょう。
まだ道の駅関宿… 休憩する場所に畳を敷いているところがあったので、横になっていたらついウトウトしてしまいました。 ここで寝ていてもどうにもならないので、そろそろ行動をすることに。ってことでまずは腹ごしらえ。 先日テレビの「黄金伝説」という番組で人気上位の食べ物を食べる企画をがあり、その中でこの刈谷PAも紹介されたんだそうです。そう言われたら、確かにそれを見たような気もします。 で、その時食べる担当だったギャル曽根さんが絶賛して1位になったのが柿安の「黒毛和牛 牛めし」なんだそうです。たまたまおいしそうと思って買ったのですが、そういう蘊蓄が付くというのはもしかして外れかなと心配していたのですが、やはり当り…言い方が複雑になってしまいましたが、予感は当り、おいしくなかったと言う事です。 牛肉の料理がうまいかどうか以前に米が駄目です。うーん、私はいわゆる米どころで育ちましたので、米についてはかなり贅沢です。もしかして、この地域ではこの米、この飯で「普通」なのかも知れませんが、私には「水の分量が足りず、更に十分水を吸わせず慌てて炊いた古米の味」しかしないんです。米がこんな状態では、上にどんなごちそうがのっていてもおいしいとは思えません。米がまずいから肉も甘ったるいだけで化学調味料が振りかけられたゴムみたいな物に思えてしまうんです。498円…いや、598円までなら「ふーん、まぁこんなものか」と半ばあきらめでも楽しめると思いますが、1050円という値段に見合う弁当には思えませんでした。同じ店で買った黒ごまのおはぎはおいしかったです。でも、「この店のこれが良い」ではなく「おはぎなんてどこでも一緒でしょ」レベルですけれどね。 さて、腹も満たされたので、これからどうするか…色々考えましたが、今回はもうここから一般道を使って帰ってしまおうと言う事にしました。これから新たにどこかに行く気分ではなくなりました。ここから一般道を通って帰ることを楽しもうと言う事です。 そう考えて出発したのですが、国道の乗り換えが分かりにくいです。(失礼な言い方ですが)何もない田舎に工業団地などができて開発されると、まずは立派な道路が出来ます。田畑が続く田舎、山の中の田舎に突然片道2車線の道路が通るのです。そしてそこから他の国道に乗り換えるインターチェンジが出来るのですが道路がとってつけたような、地元議員やその関係者の利権に合わせて無理矢理作ったような道路ですから、道路が使いやすいかどうかなんて関係ないと言うのもあるのでしょうけれど、兎に角初めてその地に行ったと言う私のような方向音痴には、カーナビを2台装備してさえ、指示通りに道を進むことは困難を極めるような複雑怪奇な道路になっていました。突然分岐が現れたり、この地域の人でなければ分からない地名で方向が示されていたり…道路行政はもっと整理されるべきだと痛感します。
1号線やその周囲の道路を経由して浜松に到着しました。 ここでマンガ喫茶には行って休息です。このまま眠れたら眠って、起きたら運転を再開しようと思います。 それにしてもここでも怖い道路がありました。東京に限らず、右折レーンに自動車が溜まる道路があります。そういう場合、当該の交差点の手前にある交差点を越えて右折車が連なると言う事があります。それが道交法的に言って正しいかは分かりませんが、そんな状況であるため、右折車は目的の交差点より手前の交差点の右折レーンを陣取り、その交差点では右折せず直進し、目的の交差点に向かうと言う状況が発生します。そして、この浜松のある道路では、私はこの道は生まれて初めて走ったのですけれど、ある交差点(私が曲がりたい交差点の1つ手前)に右折レーンがありました。薄暮の中ですが、この交差点は右折しても細い小道があるだけで、走りながら上記のような「この先の交差点のための右折レーンなのかな?」と言う考えが頭をよぎったのです。走っている間の一瞬の判断です。で、兎に角カーナビの案内を確認しながら、自分が曲がるべき交差点を確認し、実は1本早く右折レーンに入ってしまったんだなと認識をしたのですが、先のような判断もありますし、後ろには車が続いていないことも確認し、じゃあ、このままこの交差点を直進して先の右折レーンに入ろうと思ったのですが、交差点を直進すると、そこに突然現れたのは、右折レーンから直進する車を防ぐための段差でした。 なんて言うのでしょうね。理屈で言ったら間違っているのは私です。右折レーンから直進することは違法でしょう。でも、敢えて言いますが、薄暮の中、風景に紛れてよく見えないような障害物は事故の元です。地元の(慣れた)人が右折レーンから無理矢理直進して事故になるのを防ぐためにそう言う処置をしているのでしょうけれど、私のように初めてそこを走る人もいるのです。「またか」「阿呆のために処置を講じなければならない」というやり方ではなく、「初めての人手も迷わない」「誰にでも理解できる」処置を講じて欲しいものです。 今回の段差にしても、直進したら事故の元になるような段差ですから、そこには夜でも分かるよう反射板などを設置すべきです。全国をあちこち走っていて、目に付くのは、「地元の人にしか分からない標識が多い」と言う事です。本来、その道を知らない人を案内するのが目的であるべきなのに、地元の人なら誰でも知っているからと適当な標識で案内したつもりになっている物が多いのは問題だと私は思いますよ。
結局、ウトウトはしたんですが、熟睡は出来ませんでしたので、出発することにしました。 一般道を走るのには、真夜中は黄金の時間です。昼間はうるさい程いる乗用車が少なく、交通の流れがスムースですからね。ただ、この時間は道路工事も多いので果たしてどうなるでしょう。 眠っていないので、無理はせずに行こうと言うことで、次の目的地は富士宮の辺りに設定し、約120kmのドライブです。ガソリンスタンドでガソリンを詰めてスタート。燃費はそんなに良くないです。と言うか、今回は燃費競争はしないつもりだったので24km/l台です。
29時…翌朝5時過ぎに無事帰宅しました。 1号線バイパスはあちこちで工事があり通行止め。トラックについて行って迂回しながら進みました。どうも「トラックは迂回」という地域もあったようで、乗用車はそのまま進んでいるところもありましたが、あまり考えずにトラックについて走って、国道を下りるランプで、直進する乗用車を確認して「しまった」と思ったりもしましたけれど、多少の遠回りは仕方ありません。何より、事情を知らない道はベテランを見習って走るのが一番です←言い訳 朝の4時頃までに高速道路に乗れば、深夜割引が適用されるはず。でも、あまり遠くから乗ると高速料金自体が高い…そのバランスが取れるところはどこかと考えつつ、沼津を過ぎ、裾野を過ぎ御殿場を過ぎました。で、気付いたらもう午前3時40分近いんです。次で乗らなければと思った時にマーフィーが登場ですよ。ええ、それまで順調にかなり良いリズムで走れていたのですが、突然目の前にのろのろ走るトラックが2台登場です。 結局大井松田で高速に乗ったのは午前4時1分。1分差で50%オフではなく30%オフになってしまいました。悲しい話です。 首都高に乗る頃には眠気もピークで、壁にぶつからないよう走るのが精一杯の状態。最後は八重洲線から5号線に入って神田橋で下りるはずが「あ、今の分岐左だった」ってな状態で、「ま、いっか。次で下りれば問題ないっしょ」と寝ぼけた頭で判断。神田橋で下りました。寝ぼけた頭で考えた通り多少は遠回りだったとは思いますが、さほどロスもなく無事帰着しました。 荷物の後片付けもそこそこに爆睡… リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |