The Green Hills of Earth
2009年02月25日(水) |
野次馬が見た…野次馬じゃなくなりそう |
ミッフィーの家と別れを告げた野次馬ですが…今までは「野次馬の〜」と気楽にやってきましたが、先日から話が変わってきました。
なんとなくその予感はあったのですが、どうも私もこの家に同居することになりそうです。 野次馬先の人たちは「狭いけど、都会で便利だから」と言います。確かに東京からはるか離れた地方都市に住む今より、山手線の内側という場所に移れば通勤は便利でしょう。でも、今の集合住宅を買うときにも東京に住むか、田舎に住むかを悩んだ末、今の地に集合住宅を購入した経緯があります。 都会にしか住んだことのない人が必ず誤解する(ように見受けられる)のが、「都会だから便利」という妄想です。都会育ちの人たちからよく聞く言葉に「私は地方では生きていけない」というのがあります。「生きていけない」なんて大仰な言葉を使う理由を尋ねると、「地方には大きな映画館がない」「地方には大きな本屋がない」とか、私に(いや、多分多くの人に)言わせれば「くだらない」理由です。そんなことで人が死ぬはずがなかろうもん。で、都会は便利だというのですが、確かに都会にしかないことも多くありますが、自分がその内のどれくらいを利用しているかを考えると、まったく不要なものがほとんどを占めていることに気づくことになります。それより生活のしやすさなどを考えた場合、地方の方が住みやすいという結論に達する人も多いのです。
たまたま、帰宅する列車の中で、若い女性が「東京に住むのがステータス、埼玉や千葉に住んでいるとは思われたくないし、言いたくない」という話をしていました。「名古屋に住む人は愛知在住とは言わないし、横浜の人も神奈川とは言わない。そんな見栄がある」というような話をしていました。私はあんまり気にしませんけれど、確かにそういうことを言う人もいますね。名前やイメージに価値をつけてありがたがるって言うのは、私は若気の至りというものだと思っていて、こういうのは若い人のお祭りみたいなものと思うのですが、年をとってもそういうこだわりを持つ人っているんでしょうかね。
とにかく、私は東京に住んだ後、自分から望んで地方に住み着きました。そして東京に戻ろうと言う考えはまったく持っていなかっただけに、今回の話は唖然…というのが正直なところ。
でもまぁ、もうそういう話の流れが本流となっていますし、今までの図面打ち合わせも、私が住むとしたらという前提で3階部分は作っておりましたので、こういう話になるのかなというのも覚悟はしていました。でも、でも、本当にまた東京に戻るんですか…私はどちらかといえば関西方面に足がかりを探し始めていたんですけれどねぇ…
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