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2008年11月21日(金) 救済

アメリカで自動車業界の救済を審議する公聴会で、3大自動車メーカーの会長が公的資金による援助を求めたのに対し、議員からはかなりきつい批判が相次いだようです。

なによりも、この公聴会に来るために専用の自家用ジェット機で来て、さらに援助を受けるならそれを売却するなどの覚悟はあるかとの問いに沈黙で答える辺りで、「あんたたちに任せておいたら、この25年(?)のバカらしい決断を繰り返すだけじゃね?」というような意見も出ていたようです。英語はかなり不得意ですが、口調や飛び交う単語からはかなり批判的、喧嘩腰の意見だったように思えます。

日本の何十倍の国土を持つ彼の国では、自家用飛行機を持つことは日本で考えるより市民権を得ていると思います。が、彼らの乗る自家用ジェットはちょっと豪華すぎて、やはり批判の対象になってしまうんでしょうかね。稼いでいるとき、業績が順調な時は、その成功報酬を浴びるほどとっても文句は言われないのでしょうけれど、今のように業績が目も当てられない状況の時は、やはりそれに釣り合うだけの何かを出さなければ誰も納得できないでしょうね。

そういえば四半世紀ほど前にも、開発努力を怠った彼らは、低燃費で壊れない日本の車に人気を奪われ、日本に対して「技術を供与するか開発を中断して私たちが同じ土俵にたてるまで待ってくれ」という要求を突きつけてきていました。日本の自主的な輸出規制や、日本メーカーとの提携などを経てなんとか生き延びてきたのに、結局体質は全く変わっていなかったと言うことなんでしょうかね。

アメ車といえば「壊れる」「燃料悪い」が私のイメージ。そのイメージが覆されることはあるのでしょうか。


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