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2008年10月14日(火) なぜいまさら…

有名な俳優さんが次々と亡くなったり、事件が解決したと思ったらまたぶり返して、結局自殺しちゃったり、色々な人が色々な原因で亡くなっています。残念なことです。

そんな中で自衛隊の一人が部隊を抜ける前に1人で15人を相手に試合をして、結果14人目のパンチが顎に当たり倒れて意識不明の後死亡したそうで、マスコミが面白そうに取り上げています。

例えば柔道などでも、乱取りとか言って「100人抜き」をする等、1人で休みなく100人を相手にする稽古も恐竜が闊歩していた悠久の昔からありますし、テレビでもスポーツ選手のドキュメントなどを作成する場合、喜んでそんなシーンを取り入れているんじゃないですかね。柔道でも、相撲でもそんなのは当たり前の稽古であると認識しています。今さら何を問題にしているのでしょう。

今回の事故は、不審船の領海侵犯などに対応する、いわば、危険の最前線に位置する部隊だそうで、その人たちがより実戦に近い緊張感をもって訓練を行っていれば、こんな事故は起こって当然でしょう。逆に危険を伴わない訓練だけしていて、いざ実践でどれだけ役立つものでしょう。

テレビでは、「辞めることになった隊員へのみせしめ行為」というような報道もありましたが、引退する前に記念の乱取りなんてどこにもあること。事故を起こしてやろう殺してやろうと思っているのではなく、真剣にやっているだけせしょ。もし、嫌われて事故を起こされたなら、それは被害者に問題ありだったとも言えるでしょう。

今まで伝統的にごく普通に行われてきた行事が、あたかもここで初めて明るみに出たかのような報道には全く理解ができません。

岡ひろみさんの練習について宗方コーチも「気絶するまで練習して初めて身に付くものだ」といっています。そうしなければ唯一絶対無二の玉など打てないのです。世界には通用しないのですよ。←ご存じないかたのために…エースをねらえと言う漫画の1コマです。でも、そういうものでしょ。
過激な練習がダメとゆとり教育をした結果は見事失敗に終わりました。そのゆとり教育とやらを受けて世間の一般常識を身に付けられなかった人はこれからどう生きるのでしょう。

息子がなくなって親が騒いでいるだけなら理解します。蹴れど、この事故にマスコミが騒ぐ要素がどこにあるのか全く理解できません。


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