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2008年04月19日(土) 京都からこんにちは / 高速バスは… / 今回の反省 / カルピスバター

昨夜高速バスに乗って、今朝京都に到着。以前の職場だったら絶対できない芸当と言われていただろうなぁ…いや、もう前の職場のことはいいや。とにかくやってきたのです。

朝6時半に着いたのですけれど、京都の街は頑固と言えばいいのか、マイペースと言えばいいのか、それとも単純にアホと言えばいいのかわかりませんが、これだけ観光地化していて、さらに高速バスなども受け入れておきながら、早朝に到着した高速バスから降りた客を受け入れる店がありません。早いバスは5時台に到着するというのに、たぶん一番早いのが駅の中のマクドナルドで6時から。ここは事情を知っている人が我先にと開店を待つ行列を作ります。もう少し時間が経つと、駅前の定食屋さんも開きますけれど、絶対数が足りません。

今日は市バスの一日フリー乗車券を買って、目指したのは銀閣寺。銀閣寺に行くのが目的ではなく、その周辺を歩いてみたいと思ったからなのでした。
先に銀閣寺の方へ行くと、さらに朝飯を食べる時間が遅くなるかもと思えたので、駅前のバスターミナル近くでパンとコーヒーを買って朝食とし、バスに乗り込みました。フリー切符を買うとき、「この路線はこむから、地下鉄と併用したほうがいい」と言われていましたが、こちらは基本的に往復で利用するだけなので問題なかろうとバスのみのフリー切符を買ったのでした。

そのバスに京都駅の始発から乗ったのですけれど、私たちの前には茶色の制服を着た女子学生がいました。バスが進むにつれて、その制服の数はどんどん増えていきます。バスは大混雑の様相を呈し、運転手はしきりに「詰めてください」というのですが効果はありません。

(後でわかったのですけれど)その茶色の制服はノートルダム女学院の生徒さんなんですね。もし、私がバスの混雑を緩和させるためのコンサルティングをするとしたら、ノートルダム女学院に「バスに乗る生徒は、座れる場合は後ろから座るように」というお願いをします。
今日私が乗ったバスは、私の後ろの2列位はだれも座っていなかったにもかかわらず、バスの入り口付近に先に座った生徒の友達が、その友達から離れたくないとその場を動かないため、入口付近だけが混雑をしているのです。通路も座席もそれ以外はガラガラなんです。これは生徒のしつけが悪いと言わざるをえないですよね。
それとは関係ないですが、たった何人かのバスの中の生徒を見ていても、親分格の生徒、パシリらしい生徒がはっきり分かれていて、自分の目の前の席が開いても、パシリらしい生徒は座れず、他を押しのけて一番遠い場所にいる親分格がその席に当然のように座ります。はぁ、あるんだねぇ。こういう姿がって感心してみていました。
まぁ、それは余談ですが、結局彼女たちが通路にたむろしているため、私は本来南禅寺で降りたかったのですけれど、彼女たちを押しのけて出口まで行く間に置換にされてしまうと思ってあきらめました。その時は彼女たちがどこまで行くかわからなかったので、もし彼女たちが降りなかったら私はどこまで行くことになるのだろうと本当に心配しましたよ。で、先に彼女たちが降りてくれたので、私は銀閣寺近辺で降りて、哲学の道を南禅寺方面に歩いて、南禅寺を見学した後、また哲学の道を途中まで戻るという羽目になってしまいました。途中からは別の道を進みましたからいいんですけれどね。

途中で…結構食べ歩いてばかりだったような…


今回私が参考にしたのは、小林由枝(こばやし ゆきえ)さんの「京都でのんびり」という本。この本を読んで、今出川付近に興味を持って歩いてみようと思ったのでした。



兎に角「見て、食べ歩く」というつもりでしたので、南禅寺、法然院、相国寺などを見て、
㐂み家(きみや)という甘味処により豆かんを食べ、花折で鯖鮨を食べ、ふたばの豆もちを食べ、みつばちであんみつを食べるという行動をしていたのですよ。全部、この本に書いてある食べ物屋さんです。今回㐂み家とみつばちという2つの甘味処を試したのですけれど、私個人としては、㐂み家がお勧め。餡が本当においしかった。ミツバチのたれは波照間島(はてるまじま)の黒糖を使っているそうですが、確かに舐めてみるとまさにその味がしました。でも、全体的なバランスは㐂み家が一歩上かなぁ…
花折の鯖寿司はとても美味しかったです。3切れで1700円ちょっとと高い感じもしますけれど、食べると納得の味です。
ふたばの豆もちもおいしかった。この3店をはしごすることを目的に京都に来る…私的にはそれで充分京都へ来る理由になります。それ位おいしかったのです。

それらの場所を歩いて、食べて午後4時。もう疲れました。鉄道ヲタクならここで「もったいないからもう一本」と新しい目的地を追加するかもしれませんが、わたしはもう無理。お年寄ですから。ですからバスで一目散に京都駅を目指して帰ってきました。バスを待っていたら韓国の女性2人連れに「スミマセン」と声をかけられました。地図を差し出し「ここに行きたい」と言っているようですが、私も旅行者でわかりません。近くにいた女性に声をかけて聞きました。そんなこんなで若い女性何人かとあれこれ話すことができて若返った気分。極楽です←こう書くとなんかいやらしいおやじですね。スミマセン

本当はそのまま近くの漫画喫茶に行って、バスの時間まで寝て過ごそうと思っていたのですけれど、まだ明るいし、こんな時でなければ「絶対」しないだろうからと、京都タワーを観光してきました。つい先月まで高層ビルで仕事をしていたためか、京都タワーの展望台へ行っても値段以外は「高い」という気はしませんでした。

京都タワーから伏見桃山城の方(かな)を見ると、まるで宇宙展望台から斜里岳を望むような不思議な感覚でした。見える風景は全く違うのですけれど、山の裾野の広がり方などが似ているように思えたのでしょう。

京都タワーに貼ってあった京都市の鳥瞰図がとても見やすくて気にいったので1階の土産物屋で探したのですが売っていませんでした。もしやと3階のブックセンタで探してみたらビンゴ。2,800円とちょっと高かったですけれど、無事に買うことができました。でも、この地図「春」って書かれているのです。ってことは夏秋冬もあるってことですよね。全部集めてやろうかしらん…たぶんしないけど。

で、今は駅近くの漫画喫茶でのんびりしつつこれを書いています。後で、蓬莱の豚まんでも食べに行きましょうかね。(京都にきて?)

帰宅して、写真が整理できたらまた書くかもしれません。とにかく楽しかったけど疲れた旅行でした。帰りのバスの中では熟睡できそうです。

ちなみに今日は今現在22,364歩歩17.89km歩いて、1292kcal燃焼し、73.7gの脂肪を燃やすことができたようです。でも、たぶんそれ以上に食べました。ごめんなさい。


高速バスは…

突然「京都に行こう」と思ったのは、実は先日四国へ旅行した際、帰りに使った高速バスの中にあったチラシを見たからなんです。

私の頭の中では、どれだけ古いのかわかりませんが、東京−大阪の片道料金は通常1万円で、往復にすると割引がある。という程度だったのですが、いざそのチラシを見てみると5千円を切る値段が載っているのです。さらに、安いだけではなく、バスの環境もかなり良くなっているみたい。3列シートのバスや前後左右がゆったりして、深く背もたれが倒せるシートを装備したようなバスもあるようです。

そんな訳で、どうせなら「京都に行こう」を実現して、その価値を確かめてみようと思ったという訳。

昨日乗ったのが4列シートだけど、シートが深く倒せ、更にキャノピーという頭を覆う半球状の覆いが背もたれの天辺についているタイプでした。値段は、京都までの片道が5,800円でした。
今夜乗るのは3列シートで、やはりシートが深く倒せるというもの。値段は6,300円だったかな。
昨日乗ったバスは、私の個人的な意見でいえば、確かにシートが深く倒れて、体は楽に横になれます。しかし、私には頭が乗る部分が低すぎて、折角1人1枚割り当てられているフリースも折りたたんで枕にしなければ、首が痛くて眠れませんでした。また、キャノピーというものですが、カーテンだけでは隙間から漏れてくる光や、どこかの阿呆が周りの迷惑も考えずに携帯電話などを開いたときのまぶしい光を防いでくれる便利そうなものですが、背もたれを一番深く倒したとき、キャノピーも一番深くまで閉めないと光が漏れてきます。で、一番深くまで閉めると今度は息苦しくなってしまうので、私はどうも苦手でした。特に今回は最初の休憩で注文をつけるまでは客席の設定温度が高すぎて、暑苦しくて眠れなかったというのも一因だったと思いますけれどね。

今日乗るのは、そのキャノピーはついていないけど、4列ではなく、3列のシート構成ですから横にもかなり余裕があるのではないかと思われます。

先日岡山から乗ったのは、昨日乗ったバスほど背もたれは倒れないし、足元も狭いけど、一応足を置くフットレストがついていたし、十分快適に眠れました。
それを考えると、私としては、昨日乗ったバスほどの装備は要らないから、もっと安くしてほしい、安い値段のバスで十分だという結論に達しそうです。とりあえず結論付けるのは今夜のバスに乗ってからとしますけれど、もう答えは見えたようにも思えます…交通費を安く上げて、往復する回数を増やすか、それとも京都で贅沢をするか…どちらも魅力的です。

ええ、今日はもう足がむくんで疲れ果てていますけれど、この旅行は是非何度でもやりたいと思えます。


今回の反省

今回、悩んだ末に「折角買ったんだから」とNikonのD300+MB-D10、そして交換レンズはNikonの12-24mm/F:4と45mm/f:2.8と28mm/f:2.8とTAMRON 17-50/f:2.8を持ってきたのです。
何を「折角買った」のかというと、実は(あれ、ここでも書いたかな?)土屋鞄製造所の「キャラバン グランドキャリートート」という鞄を買ったのですよ。この鞄は、先日の四国旅行の際、私の手持ちの鞄に、一眼レフカメラを手軽に入れて持ち運べる鞄(持ち運ぶだけではなく、すぐに取り出せる間口、カメラを圧迫せずに収められるマチの深さがあるカバン)がないということを痛感したからなのです。ちょうどこのカバンなら、カメラをそのまま収められます。
折角買ったけど、生憎の天気でしたし、歩く旅行ですから、ここは身軽なRicohのGX100だけにしようと思っていたのですけれど、ついついこのカバンをデビューさせたいと思ってしまって…

で、教訓です。
一眼レフを持って歩くなら、三脚とマクロレンズも持っていきやがれ。
この一言に尽きます。
重い思いをして一眼レフと交換レンズを持っていったのに、特に今回はレンズの選択ミスでした。みんなそこはかとなく性格が似通っています。ある意味撮り比べてみようという思惑もあったのですけれど、持ち歩く重さはとんでもない代償でした。そして、やはり風景は三脚を据えてどっしり構えて撮りたいものだと思いました。
それができないのであれば、一眼レフなど持っていく必要はありません。RicohのGX100を首に下げ、CASIOのEXILIM EX−S2をポケットに突っ込んで出かければいいのです。今回だってカバンは予定通りデビューさせて、カメラはポケットカメラで良かったのです。だって、行きはスカスカでも、帰りは食べ物などお土産で一杯になりますもん。

もうひとつ教訓をあげるとすれば
無理するな
ですね。
今回は、無理しない、無理していないつもりでしたが、終わってみたらやはりちょっと欲張っていたかもしれません。
「また次にくる楽しみに取っておいてやる」それ位の気持ちを常にもって、疲れる前にやめることです。今回だって相国寺はやめておいたら良かったのかも知れません。
「今度来るときにとっておくさ」と言ったまま、10年が過ぎ未だ未達の宗谷岬があるから、ついつい「本当に今度はあるのか?」と思ってしまうのかもしれません。でも、それは自分の問題ですから、今度はそういう事の無いようにがんばる所存です。

兎に角、遊びは楽しく遊ぶに限ります。


カルピスバター(有塩)

多くのお店で「品切れ」、ネットの通販ページでも「品切れ」だったカルピスバターですが、金曜日、池袋の客先に立ち寄った際、「どうせ無いでしょう」と西武デパートの食品売り場を覗いたら…あるじゃないですか、カルピスバターが。

今まで見た店では「品切れ」と書かれているすぐ下に「在庫が少ないのでお1人様1つでお願いします」などと書かれていることが多かったのですが、ここではそんな触れ込みは無かったので、2つ買ってしまいました。これでしばらくは安心でしょう。(私が並んだ隣のレジでも、カルピスバターだけを買っている人がいましたよ)

そう思っていたら、ネットの通信販売で、在庫ができたらメールを送信してもらうようにしていたお店からも「届きました」メールが来ました。一時在庫がそこをついたけど、新たなロットができて、多少は出回ったと言うことなのでしょうね。今後どれだけ安定供給されるのかわかりませんけれど、どうか政府の馬鹿政策に惑わされず、安定供給となるよう努力をしていただけますようお願いいたします。

それにしても、政府、お役人にはもう少し頭の良い、せめて小学生並みの知識がある人はいないものでしょうかねぇ。


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