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2006年05月25日(木) Yahoo!ゆうパックの評価 / POSレジ / iPodで… / ニセアカシア / ウィルスメール / シェーバーを注文しました

先日、オークションに出品していたものが落札され、「Yahoo!ゆうパック」というものを初めて利用してみました。

要は事前にユーザとして登録しておけば、オークションの画面から申し込みができて、品名や自分のパーソナルデータ、保険にかけるべき金額(落札金額となる)等が自動的に入力され、先方のデータを入れるだけで発送準備ができ、後はファミリーマートかローソンに設置された端末で伝票を発行して貰って荷物に貼り付けるだけですよ。そして送料は「箱の大きさ(才数)」ではなく、目方での課金になるので安く上がりますというのが目玉のようです。
私は郵政事業がコンビニに進出することには大反対の立場ですので、本当はこのサービスを利用したくはありません。それが本音です。しかし、オークションに出品をするという事に対しては「本来は業者が商売をする場ではなく、業者ではない人達がお互いの信頼の元に欲しいものを「各自の」適価で売買するシステム」だと認識していますので、単に自分の好き嫌いで送料を負担する落札者の便宜を図らないというのもどうかと思うので、選択肢として入れてある次第です。

私も一応「物流コンサルティング」の立場で物流に携わる立場にあるものですから、あまり詳しいことは申しませんが、Yahoo!ゆうパックには致命的な欠陥があります。その欠陥は「しょうがない」と我慢の上でシステムは滞りなく動いていくでしょうけれど、もしわたしがこのシステムをコーディネイトする立場にあったなら、こんな野暮でダサイシステムは世に出さなかったでしょうね。まぁその辺りがお役所仕様と言うことなのかなと思うのですがね。


POSレジ

最近、スーパーのレジは、商品のバーコードを読み取り値段を自動で表示・計算するだけではなく、客から預かったお金も紙幣と硬貨をそれぞれの場所に入れるだけで金額を読み取り、更におつりも出してくれると言うものになってきました。穿って言えば、バーコードリーダをバーコードに当てる頭さえあれば、お金の計算が出来ない人でも仕事が出来るシステムであり、レジ担当のバイトがお金をごまかすことが出来ないシステムでもあり、更にお金の流れ(どんな種類の紙幣・硬貨がどれだけ出入りしたか)が一元管理できるシステムでもある訳です。まぁ一番大きな利点は店全体での収支が確実に判ると言うことでしょうね。売り上げ記録と現金があわない場合、どのレジでの合計があわないのかが一目瞭然ですからね。
確かにお店には便利なレジですし、客の立場としてもレジでの作業が効率化されイライラすることも少なくなりました。私は四半世紀ほど前にあるコンビニのPOSレジシステムの設計に加わったことがあります。当時はまだパソコンの性能もまだまだ低く、更にHDは大変高価で容量もそんなに多くはありませんでした。そんな中で数千種類の商品情報をどのように置いて、どのように検索をするか、そしてそのシステムは実現可能なのかという事を検討していた訳です。その当時からバーコードを読んで値段を表示するまでの「客がイライラしない」反応速度と言うものが求められていたのですが、今のPOSレジの一部ではこの反応速度がいまいちのメーカーがあり、そのレジの店ではかなりイライラしてしまいます。お金を入れて、それを数えておつりを出すまでがかなり長いのです。別のメーカーのレジを使っている別の店では同じ事をしてもその半分以下の速度で処理が終わってしまうのです。
先のYahoo!ゆうパックもそうですが、世の中を便利にしていく過渡期の商品というものはどこかに不満がたまる仕様なのは仕方がないのかも知れません。しかし、商品化するに辺り、他社の動向なども調べるだろうに、なぜこんな中途半端な性能(仕様)のものを世に出そうと思ったのか、その良識を疑いたくなるような商品が蔓延っているのは嘆かわしいことです。結局、そのとばっちりを受けるのはいつでも消費者なんですよね。


iPodで…

米アップル社とナイキは提携し、ランナーのトレーニング状況を記録するシステムを開発し販売すると発表しました。アメリカでは2ヶ月後、日本でも秋頃に発売が予定されているそうです。

ナイキのシューズの中敷き下にセンサを置いて、そのデータ(距離、時間、消費カロリーなど)を無線でiPodへ送信し記録するのだそうです。iPodで音楽を聴きながら、必要に応じて音声で状況を知ることができるシステムになるのだそうで、更にiPodからパソコンを経由して専用サイトにデータを送ることで記録を管理する事も出来るようになるそうです。

私がジムに通っていた時の話しですが、各種の運動をした後でランニング又はウォーキングを30分程最後に行うのです。そのマシンの前にはテレビがあってスポーツや映画などを流しているのですけれど、マシンの上で過ごせる時間は上限があって、最長でも60分位なのです。つまり映画はどうしても途中で切れてしまうのですね。中途半端に見て欲求不満になってあとで家でDVDを借りて見たと言う映画もありますけれど、出来ればそう言うのはパスしたいものですから、結局最後の方は家からiPodを持ってきて音楽を聴いて過ごしていました。でも、普段はiPodって大きさは気にならないのですが、ジムのような場所ではその大きさも重さもかなり気になってしまうのです。ですからiPod nanoなどが出た時には衝動買いしてしまいそうでした。あれなら腕に巻き付けておけば邪魔にならない大きさ・重さでいいなぁと思っていた訳ですよ。でも、その頃から徐々にビンボ生活が始まっていたので我慢できたのですけれどね。兎に角、ジムに通ったり1人で走るランナーにiPodはとても強い味方だなと思っていました。ただ、一般道を大きな音で音楽を聴きながら走っているのはとても危険だと言う気持ちも私にはありますが。そう言う中で今回の提携話ですから、これはとても良い期待できる話しなんじゃないかなと思えます。できれば、ランナーだけではなく、自転車のケイデンスだとか心拍も取れるようなシステムを開発してくれるとおもしろいと思うのですけれどね。多くのアスリートが腕にiPodを巻いて記録しているなんておもしろいじゃないですか。


ニセアカシア

全国の養蜂家が霞ヶ関に終結…そんな見出しのニュースがありました。

蜜の原料となるニセアカシアが「要注意外来生物リスト」に載せられ伐採されているのだそうで、リストから外してくれるよう公務員に蜂蜜を配りながら説明をしたのだそうです。
どうせならミツバチを霞ヶ関に解き放てば良かったのに。と思うのは私だけでしょうか…

ま、冗談はおいといて、ブラックバスなどのように、どこかの魚程度の頭しかない釣り愛好家が自分の欲望のため周りの迷惑を考えず…いや、考える頭もなく放流した迷惑なだけの外来生物や目先のお金に目がくらんでシジミなどを大量に輸入した結果、その中に外来種の貝が混ざっていて繁殖されてしまったと言う例もあり、これらは繁殖してしまった外来種をどうやって根絶するかが頭痛の種なのですけれど、同じ外来生物でも既に日本にとけ込んでしまっているものもあると言うことですね。「ニセアカシアは本来日本になかったものだから、他の在来種で蜜を採れ」と言うべきなのか、「130年も前から入ってきているのだから、これはもう帰化したも同然だ」とするべきなのか、果たしてどうなるのでしょうね。
私は蜂蜜と言えば秋田の白神山地で製造されているアカシア蜂蜜を愛用させていただいています。様々な蜂蜜を試しましたけれど、同じ「蜂蜜」を名乗っていてもいろいろな味があるものですから、できるならおいしい蜂蜜の元を根絶すると言う愚行は勘弁して欲しいものと思いますけれど、お役所の考える「外来種」がどのような考えなのか、その辺りがまともな考えなら無碍に反対も出来ないよなぁと複雑な気持ちです。果たしてどうなるでしょうね。


ウィルスメール

「日本経済新聞経済解説部」を名乗るメールが日経社員や他の報道機関、官庁関係者に送りつけられているそうです。添付ファイルを開くとウィルスに感染する可能性が大きいそうです。

しかし…しかしですよ。このメール、件名が「My old freiend,How are you?」となっているそうで、そんな「如何にも怪しい」メールを開くアホウがいるんですかね。まぁ、いるからニュースになっているんでしょうね。報道機関とか官庁関係者の良識を疑ってしまうニュースでした。ま、そんなものは無いと考えるのが妥当なんでしょうけれど…


シェーバーを注文しました

あれこれ考えた末、悩み抜いた結果シェーバーを注文しました。買ったのはBRAUN「360°Conplete」と言うものです。

実は、一昨日までは「電気カミソリが発明されて何十年、わざわざ毎日アルコールで洗浄するシステムなんか無かったんだよ。そんなもの無いのが普通。どんなに良くたってランニングコスト掛かりすぎるよ。大体こんなのは髭が濃くて朝きれいに剃っても夕方には無精髭がはえてるって言われるような人が使うものじゃないの?私みたいに髭の薄い者には不要だよ。ふ・よ・う・!」って思っていたのですよ。で、その時ドキドキとしたのが、今から20年ほども前になるでしょうか、私が地方に一時的に転勤となった時にそれまで乗っていた(初めてホンダから浮気した)ヤマハのSRX-4を手放したのですが、余裕が出てきたので改めてバイクを買おうと思っていたのです。SRX-4を譲った友達の所に行ったらちょうどバイク雑誌が転がっていて、それを見たらホンダからXLR-250R BAJAと言うバイクが出ると言う記事が載っていました。それまで20万円台が標準だった250ccのオフロードバイクの世界にこのBAJA(バハ)というバイクは44万円もしやがります。「こんなバカ高いバイクを買うアホウの姿を見てみたいもんだよね。買うヤツなんかいるのかね!へん!」とかなり吐き捨てるようにいったのですが、その翌日には「おっちゃん。このバイク一個ちょうだい」といっていたのは私自身でした。今まで何度もそう言うことがあるのですが、私が強く否定した物って、なぜか私はそれを買う運命にあるようなのです。ですから、このブラウンのシェーバーも自分が否定的な考えを持っていると意識した途端「まずい」と思ったんですよ。
でもね、言い訳をさせて貰えば、私は今まで使っていたシェーバーのPhilips。実は今日あるお店でお客様相談センタと修理サービス窓口の電話番号を調べて貰って電話をしてみました。私は「結構長く使っていた」としか覚えていなかったのですが、どうも干支の一回り分ほどの期間を使っていたようです。そう言えば北海道や広島や福岡にも持って行っていたような気がしてきました。もう12年以上も経過した商品ですので「3年前に全ての部品在庫が無くなってしまった」と言われたら諦めるしかないですよね。まぁそれで新しい物を買わざるを得ないと言うことになったのですけれど、そして12年も故障もなく快適に使い続けてこられたその商品の優秀さには脱帽するのですが、この時代にお店に頼んでようやく連絡先が判るってどういう事って思いませんか。Philipsのサイトにいっても問い合わせ先が明記されていないんですよ…今確認のためにもう一度見たら「オンラインストアの検索」なんてページに小さく載っていました。兎に角、こういうアフターフォローを蔑ろにする企業って私は信用できません。ですからも出来ればこのメーカ以外の物にしたい。そうすると残るメーカって主立った物は日立と松下、サンヨーとセイコー、そしてブラウン位なんですよね。ユーザの情報を見ていると日立と松下は結構悪評も多いですし、私の個人的な意見でもロータリーだのラムダッシュだのと言う物を使うなら、3000円位のごく普通の髭剃りを買えばいいやと思います。だから必然的に残るメーカはブラウンだけと言うことになったのです。特に先日も書いたように「ブラウンは濃い髭、丈夫な肌の人向け」と思っていたのに、どうも私の知らない間に方向転換があったようで、その事も気になっていたのです。

「アルコール洗浄なんて本当に必要か?」「ランニングコストが高すぎるのではないか」「そんな物を買わず、3000円位のスタンダードなシェーバーを買えばいいのでは?」と最後まで悩んだのですけれど、アルコール洗浄機能を使っている人の多くが「使ってみなければ判らないけど本当に快適だ。使って納得したら、ランニングコストは妥当と思える」と書いてあるのを信じてみようかと…もしかして「俺だけ騙されるのは嫌だ。みんな地獄に引きずり込んでやる」と思って居る人がそう言う発言をしているのかも知れませんけれどね。

明日発送と連絡がありましたので、多分明後日には到着するでしょう。そうすると1ヶ月ぶりに髭が剃れるって訳です。早く来て欲しいものです。


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