The Green Hills of Earth
携帯電話業界参入にあたり、新規参入業者向け周波数の割り当てを受けた後でvodafoneを買収したソフトバンクですが、周囲の「新規参入向け周波数の返上」という意見に対して、「話し合いの意志はあるが、既存業者に対する周波数割り当てが公平かどうかも話し合う余地がある」と答えたそうです。
岩手県警の県警本部情報管理課の男性職員が拳銃格納庫を勝手に開け、拳銃を取り出して写真を撮影して、自分のHPに掲載していた事が判り、この男性を銃刀法違反の容疑で書類送検し6ヶ月の減給処分にしたそうです。 これが起きたのは2002年の9月22日頃で、発覚したのが2005年12月中旬だそうです。それから内部捜査が始まったのですが、この男性は今月9日に退職届を出しており、減給処分を決めた22日付で辞表を受理したと言う事ですけれど、結局は、この男は銃刀法違反で書類送検はされたけれど、それ以外にはお咎め無しで退職金を受け取って辞めていくんですかね。何か割り切れない感が残りますね。 拳銃が必要とされる事件というのがどれだけあるか判りません。あまり厳重に鍵をかけるといざ必要とする時取り出せなかったりするのも本末転倒の話ですし、余り簡単でも良くないでしょう。今回の場合は、署内には一般的常識を持っている人がいると言う最低限の性善説が破られたと言う事で、警察の管理体制がどうというものではなく、個人の資質及び上司の管理責任の問題と思われます。それはそれで問われるべきですが、何より、公務員が悪さをして退職金だけ持ち逃げするという事を防止する何かしらの法整備が整って欲しいものだと願わずにはいられません。
欧州連合(EU)は整備不良や機体が古すぎるなど、安全な運行が保障されないと判断しEU域内への乗り入れを禁止する92の航空会社を掲載したブラックリストを発表しました。 その多くはアフリカの航空会社だそうですが、アジアからは高麗航空(北朝鮮)やプーケット航空(タイ)がリストアップされました。 以前、友人が旅行社に勤めていた時、その友人と飯を食べていた時電話があり、友人は「だから辞めろと言ったのに」と良いながら泣きそうな顔をしてそれからあちこちに電話をかけ対応していました。一段落してから話を聞いてみると、友人が担当した新婚さんが「やめておきなさい」という忠告を無視して、「格安だから」という理由でアフリカの航空会社を使って新婚旅行に行く事を選んだそうです。その出発日が「今日」だったのですが、案の定定刻を4時間過ぎても「整備中」で飛ぶ気配が無く「助けて」コールが入ったとの事。そうなんですよ、日本や先進国の飛行機ばかり見ていると「飛ぶのが当たり前」のように見えても、世界を見回せば「飛ぶのが奇跡的」という飛行機も数多く存在します。まぁ、鉄道の世界でも定刻通りに運行されるのはごく一部で、中には数日遅れても誰も驚かないなんて所もあると言う事ですからねぇ…日本もこれ位毅然とした態度を取る事が必要なんじゃないかなぁ…
3つのグループで159人から4億3700万円の振り込め詐欺を働いたグループの主犯格に対する裁判が横浜地裁であり、求刑通り懲役15年の判決が言い渡されました。この手下として働いていた7人も分離公判で懲役8〜12年の判決を受けていますが、いずれも控訴中とのことです。 この判決で裁判長は「詐欺会社を組織した常習的犯行であり、家族や相手を思う気持ちを逆手に取った手口は巧妙、卑劣で酌量の余地はない」という旨の話をして判決を下しましたが、全くその通りだと思います。人を騙してあぶく銭を手に入れ、その金で遊び呆けていたのでしょうから、許される事ではないですが、そう言う事をして楽しい時間を過ごしたのですから、捕まったのなら余計な悪あがきは辞めて罪を認め帳尻を合わせて欲しいものです。こう言う時に黄門様の印籠があって、さっと取り出したらみんなが「へへーぇ!」と土下座をして「お見それ致しました」となれば良いのですがねぇ。
今日の午前8時頃、東京メトロ東西線の飯田橋-神楽坂間で信号が赤のまま変わらなくなり、復旧作業のため1時間半に渡り運転を見合わせました。 私も昔の路線を使った事がありますが、高田馬場から飯田橋の間は最後尾車両のラッシュの仕方は尋常じゃありませんでした。もう一両前に乗ればそんなに混んでいる訳でもないのに、みんな寄って集って乗り換えに一番便利な最後尾車両の一番後ろの出入り口に殺到するのです。その時代は南北線も大江戸線も無い時代でしたので、今は多少分布が変わっているのかもしれません。しかし、あの混雑が続いているとしたら、その混雑のピークの時間帯に1時間半も閉じこめられていたなんて事があったとしたら、気分の悪くなる人や体を痛めた人も出てきたのではないでしょうか。つくづく自分がその列車に乗り合わせていなくて良かったと思います。そして運悪く乗り合わせた人にはご愁傷様でした。
電気用品安全法の施行が間近に迫ってきました(と書くと語弊があるかもしれませんが)。 最初の頃は「一定期間を過ぎた中古品は販売できない」と誤解されていた部分もありましたが、実際には電圧検査などを実施すれば販売は可能と言う事なのですが、その検査をするための機械が初期は無料でレンタルすると言いつつ全国で80台しか在庫が無いとか、兎に角お役所仕事らしい後手後手の対応で民間企業を困らせているそうです。 テレビでは坂本龍一さんが「ヴィンテージに限らず、楽器にいちいち規制を掛けるのは反対」と言う立場で矢面に立っています。みゅーじしゃんの人ですから楽器に特化するのは仕方のない事だと思いますが、中古の楽器も中古のオーディオ製品も危険度は一緒なんですよね。役所も声の大きいところにだけ緩和措置をとって「ヴィンテージ物は対象外」なんて話を付けてみたりしていますけれど、結局この法律はなんのためにあるのかと言うと、中古の販売を断ち切れば新品を買う人が増えるだろうと言う、古い物の価値の判らないお役人の安易な考えに、何とか検査機器を売りたいと言う企業の陳情などが寄せ集まっただけの話という気がします。実際にこれが施行されたとしても、その場でちょっと検査をして合格にしたから安心して使えるのかと言うとそんな事はないと思われるのです。そしていざその機器が原因で火事が起きたとしても、例えば今松下さんが大騒ぎしているように、20年前のストーブでも問題が起きれば、その根元は松下なのですけれど、この法が施行された後は、製品は松下だけど、その検査をしたのはどこの会社なのかが判らなくなってしまうのではないでしょうか。そう言う意味では、この法は悪法でしかないように思えるのです。役人のマスターベーション又は役人の懐を潤すために国民が苦しむと言う構図は一体いつまで続くのでしょうねぇ… リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |