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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2006年01月26日(木) マウストーク / ノートパソコン / 小さな幸せ / ライブドアとのつながり…

最近は文字チャットだけではなく、音声やビデオチャットや「Skype」などのような一般電話へもかけられるようなソフトが出回るようになりました。私もSkypeやメッセンジャーを時々利用していますが、音声での通話は、呼び出しがあるとあわててヘッドセットをつけたりするのが億劫で、それが嫌でそれらのソフトを起動しないという本末転倒ともいえる処置をしてきました。

1月14日SONYから「マウストーク」というマウスが発売されました。(link)
このマウストーク、普段は普通のUSBマウスなのですが、Skypeの着信があるとLEDが光って知らせ、ボタン1つでマウスが開いてハンズフリーのスピーカとマイクに。そしてさらに開くと普通の携帯電話のようなフォルムになって手軽に会話ができるという優れものです。マウスのホイールは電話として使うときは音量調整と消音ボタンになるそうで、思わず衝動買いをしてしまいたくなりました。

私の周りのノートパソコンユーザは、なぜかノートパソコンに装備されているマウス代わりのパッドを使っている人はあまり居らず、外付けマウスをわざわざくっつけている人が多いのです。私にとってノートパソコンを選ぶ必要条件にそのパッドが使いやすいことというのもあります。これはかなり得点の高いチェック項目になっています。ですから、せっかくここにノートパソコンに装備されたパッドがあるのに、タッチタイプをするときわざわざ手をホームポジションから大きくずらすこともなくマウスを操作できるメリットを殺してまで、なぜ外付けマウスを好んで使うのだろうと不思議に思うのです。そんな私ですから、このマウストークを買ったとしても、普段使っているノートパソコンでは外付けマウスの出番がありません。それはそれでもったいないと思いますから、結局私は使うことはなさそうですが、Skypeの通信端末としてだけでも結構魅力的かなぁとも思えます。ポインティングデバイスは外付けマウスが好きでSkypeも良く利用されている方なら、このマウスかなり魅力があるのではないかと思いますが如何なものでしょう。


ノートパソコン

私の使っているノートパソコン(Panasonic CF-W2)ですが、昨日までの仙台出張にも持って行きました。新幹線に乗っている時間が長いなら、DVDでも持って行って映画でも見ていようと思ったのですが、仙台からでは1時間と少しですから映画を見るには少し短いようです。映画鑑賞を中断するのは嫌ですからその間は報告書を書くなどに充てることにしてパソコンを使っていました。新幹線に乗る前、20分ほど電波状態の悪いところで通信を含め使用し、その後新幹線の中で1時間と少し使用した所でバッテリが切れてしまいました。もともとこのCF-W2は公称7.5時間ですが、新品の頃で実質4時間程度バッテリが持っていたと記憶しています。mobilemeterでバッテリ情報を見ると今現在の消耗度は23%だそうで、家でも使っていますが仕事で外に持ち出す事の多い私としては、CPU等の性能よりこのバッテリー駆動時間がパソコンの価値を左右する重要な要素になっている事は否めません。2時間持たずにバッテリが切れてしまう現状ではちょっとまずいなぁと思ってしまいます。
Panasonicは新しいCF-W4を2月17日から発売するそうで、今までのCF-W4よりCPU性能とDVD-R/+Rの書き込み性能が向上したもののようです。今のこのシリーズは公称バッテリー駆動時間が8時間なのは私のW2と余り変わりませんが、バッテリの充電を工夫してバッテリ寿命を長くする事もできると言う事では魅力的なパソコンです。しかし、だからといって20数万円、パナソニックのサイトでHDを100GBに変えるなどしたら30万円を超えそうなパソコンをおいそれと買う訳にはいきません。かといってもう何年も使っている今のパソコンに、26,250円も支払って新しいバッテリを買うのもちょっと躊躇してしまいます。まぁ自分の経済状況を冷静に判断したらバッテリだけを買い換えるのが一番なんでしょうね。

つい先日、友達が約7年使ってきたデスクトップ機(Win98)から新しいパソコンに買い換えるという事で相談を受け、一緒に機種選びをしてみました。
今までは余り目を向けなかったメーカーにも目を通してみたのですが、結構今はおもしろいですね。結局、当然ですがその友人と私の着目する部分には多少の違いがあったので、友人の選んだ機種が私の選ぶベストとは言いませんが、それでもこの値段でこんなに凄い性能がと言うものが買えたのにびっくりしています。
私はノートパソコンを選ぶ条件としては
  • 長期補償
  • 高レスポンスの修理体制
を重視するのが良いと思っています。
私のように常にノートパソコンを持ち歩く人は当然ながら、家に据え置きしている人でも、ノートパソコンには液晶という修理にとてもお金のかかる部品を抱えています。またデスクトップ機より軽くてコンパクトという事で踏みつぶしたりコードを引っかけて落とすという危険もそれなりにある訳です。ですから様々な人災を含む災害への長期補償は付けておきたいところだと思います。
火災や水害、落雷、落下など人災、天災を問わず補償の対象となり、修理の費用積み重ねが購入金額になるまで補償(全損は新品と交換)するという所もありますし、保証期間中で資産価値を減価償却し、その月に応じた金額まで補償する(最後の月は全損しても5000円しか補償しないなんて事になるみたいです)けど、その分補償費用は安いよと言うところもありました。私は前者の「例え契約の最後の方になっても(多くの場合3年程度)全損となったら新品と交換してくれる」というサービスの方が安心できてお勧めです。ただし、こちらは購入後1日目でも、落として全損して新品に交換となったらそこでサービスは終了してしまうので、果たしてどちらが良いかはよく考え自分の好みはどちらなのか見極める必要があるとは思います。
いざ修理という時に持ち込んで修理に1週間かかり、その間代替機もありませんと言うのでは、その間がとても不便になります。ある企業は2万数千円程度で「3年間24時間電話サポート+翌営業日出張修理」なんてサービスを販売しています。あっちから人が来て修理してくれるのですから、余程の事がなければ直ぐに使える状態になるでしょう。これが引き取りだとどんなにはやくても3日は覚悟しなければなりませんから、もしもの事を考えるなら、最初に1回の2万数千円は出す価値が十分にあると思いませんか。

これ以外はその人の使い方によって、今時だからTVチューナーがついていなければ嫌だとか、HDレコーダにするから大容量のHDが欲しいとか、高画質の液晶がついていて欲しいとか、逆にそんな事は無用だから兎に角安く抑えたいんだとか、そこはBTO(Built to Order)のメリットを最大限に生かして、自分好みの選択をすれば良い訳です。
友人の選んだパソコンの基本性能の高さと値段、とてもコストパフォーマンスが良くてびっくりしました。私はつい漠然と「もし買い換えるなら次もパナソニックかな」と思っていたのですが、この値段をみると、友人の買ったメーカーでも良いかもしれないなぁと思わずにはいられませんでした。だって値段半分以下なんですよ。ちょっと考慮する価値はありますよね。まぁ値段がW4の半分以下だとしても、W2用新品バッテリ26,250円の約4倍の値段ですから今のところ買うならバッテリって事になってしまうんでしょうね。良いんだ。どうせW4なんか酸っぱいに決まっているもん。使い慣れたW2が一番良いに決まっているもん…


小さな幸せ

何を「小さい」と思うかは個人的な差があるので他人と比較はしませんが、兎に角、何十年か仕事を頑張ってきて、考えた末に…いや正直に言って友人から借りた一軒家の住み心地と家賃のアンバランスさから逃げ出すために、勢いで集合住宅を購入しました。今でもこんな中途半端な田舎に買って良かったのか悩んでいます。もっと郊外の自然の豊かな地域が良かったのではないかとも、もっと都心の仕事に便利なところが良かったのではと思う事も多々あります。
最近は自宅で仕事をしていましたので家にいるのが当たり前だったのですが、昨日までたった2泊3日でも出張に行って家を離れると、やっぱり家は良いなぁと感じます。
まず、なによりリビングが広い。他の部屋は物置のごとく汚くなっても、今はリビングだけは極力片づけようと努力しています。リビングは大体17畳ほどの広さでその真ん中当たりにソファを置いて奥をダイニング、手前をリビングと分けていますが、仕切がソファなので圧迫感はありません。手前のリビングにしている部分には床暖房が入っていて、隣の和室も繋がっています。そこで床暖房を付けてゴロンと横になると幸せを感じます。更に、最近の貧乏生活の中で何度か「手放してしまおうか」と思ったTANNOY(たんのい)のARDEN(あーでん)という25年くらい前のスピーカを中心に選んだオーディオ装置で音楽を掛けると更に幸せ感が増します。セリーヌ・ディオンや若かりし頃のアート・ガーファンクルなど最高です。まぁそれらの音が気持ちよくなるように音を作っているのですから当然と言えば当然ですが。

昔、「来るもの拒まず、去る者追わず」の優柔不断な性格の私をして唯一「二度と顔を見せるな!」と言わせた女性の(元)友達がいます。できちゃった結婚をして、相手の親と同居をしたけどあれこれあって直ぐに離婚。結局自分が頑張って働いて子供を育てるでもなく親に食べさせて貰っているのに、自分が貧乏なのは親のせいだと嘆いてばかりいた人でした。その女性に「あなたはずるい」と言われた事がありました。「なにが?」と聞くと「私は子供をどこかに連れて行ってやりたいと思っても、貧乏で二人で出かける旅費もない。車も持っていないからどこにも連れて行ってやれない。でもあなたは車も持っているし、好きなところにいけるし、こんな家も買ったし…不公平だ」と言うのです。「私は私なりに仕事をして得た金でこの生活を得ているだけだ。あんたが貧乏なのは仕事をしないからでしょ。定職にも就かずに遊んでいて、仕事をして給料を貰っている人と同じ生活を望む事が間違えているのではないの?」と言うと「私が仕事をしないのではなく、自分が就職をして給料を貰うと、今家族で住んでいる公団住宅の年収限度を超えるため出て行かなければならなくなるから」なのだそうです。私にはそれが立派な理由なのかどうか判りません。そうまでしてそこに住みたいなら納得しているのでしょうから人の生活をうらやむべきではありませんし、納得できないなら他の方法を模索するべきです。「どんな理由があろうと、自分がそう納得してその収入で生活をしているのだから、それと他の人を比べるべきではないよ」と諭しても「いや、絶対に不公平だ」と譲りません。そして彼女は「だから、あなたは私たち親子をどこかにタダで連れて行くべきだし、私たちにお金を還元するべきだ」という論理の展開を見せる事になるのです。
後日、何かのメディアで老後を東南アジアで過ごす事にした日本人夫婦の話を聞きました。あちらは物価が安いので、日本ではようやく生活していける程度の年金でもあちらの国では豪邸にお手伝いさんを付けて過ごす事ができるのだそうです。日本に未練がなければそんな生活も良いのかもしれません。でも、そうやってその国で生活に慣れた頃、その国の物価が上昇して生活がしにくくなったらその人達はどうやって生きるつもりなのかなとちょっと心配になりますが…兎に角、その人達はお手伝いさんを雇って家事は任せ、自分たちはしたい事だけをしてのんびり生活をしているのですが、家の食料品などが本当に直ぐになくなるので何が原因かを探ったら、家に通っているお手伝いさんが、その家にあるその家のために買った食料品を自分の家のために持ち帰ったり、気前よく他の人に分け与えたりしていたのだそうです。「なぜ、うちの食料を勝手に持ち出すのか」と咎めたら「困っている時はお互い様だろう。ここに食料があって、あそこに困っている人がいるから渡すのだ」と悪びれる事もなく返事が返ってきたそうです。
貧乏で困っているのはお互い様だから、金持ちの家に余っているものはどんどん貧乏人同士で分ける事自体何が悪いのかと言う事です。何となく納得してしまいそうですが、それでは「金持ち」の人はたまったものじゃありませんよね。それって「私はお金を持っていないけど、欲しかったんだもん」と化粧品などを万引きする人と似た似非理論武装なのかなと思いますが、それがその国の貧困層の生きる手段だとしたら一概に否定はできないのでしょうね。肯定も当然ながらできませんがね。
その話を聞いて、「ああ、あの女性もこの貧困層の住民と同じなんだ」と感じました。その人は「カネがなければ幸せになれない」「カネが無いから不幸なんだ」と言っていましたが、常にそう言う「金の力」で惨めな思いをしていたのだとしたらそう言う考え方にもなるのかなと思うとなおさら、その外国のお手伝いさんと同じという考え方がツボにはまりました。ファンの方には大変失礼ですがカンダウノという人にも同じ匂いを感じます。
兎に角、その女性が自分では何の努力もせず、人の生活をうらやむ事ばかりをしている姿を見ていて、私はそれを反面教師とする事ができたと思っています。人それぞれの価値観も違うのですから他の人と比べる事は意味がありませんよね。

先日ニュースで、今話題になっているホリエモンが一時期月給3千万だったなんて話がおもしろおかしく取り上げられていました。月給が3千万円…もし月給が手取り30万円のサラリーマンが突然そんな給料を貰う事になったとしたらどうでしょう。今までのペースで生活をしていたら、30万円位で事足りてしまいます。と言うかその金額でやりくりをしていたのですからね。という事は毎月2970万円が余ると言う事です。それを1年貯金すれば預金額は35千万円…もうそれだけで私たちが普通に暮らすなら、もう一生働かなくても食べるに困らない金額がたまってしまいます。そんなお金を貯めても意味がないのでじゃあ毎月100万くらいは貯金するにしても残りの2870万円は何かに使おうと考えて悩んでしまう訳です。フェラーリだのベンツだのマイバッハだのと幾ら高い車を買ったとしても、そんなのは一回払ってしまえば終わりですから大したものじゃありません。1億円の車だって4ヶ月もお金を貯めたら買えてしまうんです。車のような「安物」は買っても意味がありません。時計だってたかくても数千万円でしょ。そんなのじゃあ駄目ですよ。だったら高級な賃貸マンションで家賃の1000万円も払う事にしようとか、ブランドものでも買って少しでもお金を減らそうと努力を「しなければならなくなる」のかもしれません。
高級レストランとその辺の大衆食堂の値段が違うのは、どんな店で修業してきたシェフがいるかと言う事より、その店の狙う客層の財布に応じた材料を用意しているかどうかという事に掛かります。大衆食堂では如何に安い食品を効率よく無駄なく使うかに尽力しますが、高級レストランでは値段に糸目を付けない食材を買ってきて、その中の良いところだけを使って料理をするからこそ値段も高くなってしまうのです。はたして月何千万円ものお金を使わなければならなくなった人は大衆食堂に行くでしょうか。500円の定食を何回食べたって財布の中身は減ったようには感じません。何とか減らすためには一食が何万円もするような店で湯水のようにお金をばらまきながら食べなければならなくなるのです。

私は貧乏だと思っています。ひいひい言いながらようやくこの家を買いましたし、車も何とか維持していますが、それでも裕福ではありません。でも、先の女性から比べたら財布の中身も心の中身も裕福だと自信を持って言えます。六本木を住処とするような人たちは裕福でしょう(多分)。でも、心の中は裕福でしょうか。また、金持ちにあこがれる人、金が全てを解決すると思う人、そこにしか幸せを見つけられない人は、どこまで行ったらで幸せを感じられるのでしょうか
そうやって両極端を考えると、収入に応じた「分をわきまえた」生活って大切だなぁと思えるのです。貧乏なくせに高い外車に乗ったり、ブランドものの鞄を買ったりするなんて本当愚の骨頂と思えます。車に傷が付けられたって「あぁ、いいよ。そんなもの」と言えるものでなければ分不相応なのではないでしょうか。6畳一間で何十万円もするバッグだけを持っていても惨めなだけじゃないでしょうか。自分が一生懸命努力をした結果得た収入で無理なくその鞄なり車なり時計なりを買えるようになったから「自分もようやくこれを持てるようになった」と買うのが粋ってものじゃねぇのかなと私は思う訳ですよ。ま、他の人が別の価値観を持っていても否定はしませんけれどね。

私は今貧乏ですが、小さな小さな幸せを感じています。背伸びもしていないし、心に幸せを楽しむ余裕を持っています。そして、良い友達にも恵まれていますしね。悪い事はたくさんあります。不幸の元になる様々な心配事項がね。でも、どんなに貧乏になっても、どんなに不幸を感じる事があっても、多分今の環境にいる限り私は幸せを感じていられると思います。その心の持ち方を大切にしたいと思います。支離滅裂に感じられた人にはごめんなさい。


ライブドアとのつながり…

先ほどメールをチェックしたら、ライブドアから「週間ライブドアブログ通信」というものが届いていました。内容は事件で騒がせているけど通常の営業をしますから心配しないでという連絡なのですが、「なぜ私に?」とびっくりしました。なぜ私の所にメールが来たのかを知るため文面を読んでみました。私とライブドアは何のつながりもないと思っていたのですが、一本ミミズの髪の毛ほどの細い繋がりがあったようです。それは昔私がこの雑記を書いていたMEMORIZEの身売り先がライブドアだったらしい事です。MEMORIZEが無くなる時、問題がなければそのままライブドアに場所を移してくださいって感じだったようです。でも、実際には私はMEMORIZEが無くなる以前にMEMORIZEでの更新は辞めて今のエンピツに移ったので全く関係ないつもりでいたのです。
※本メールは、livedoor Blogでブログを作成されたお客様、
MEMORIZEからlivedoor Blogに移管されたお客様にお送りしています。
って…私はライブドアでブログを作ってもいないし、メモライズから移管もしていないんですがねぇ…退会せず何の手続きもしなかったら勝手に移管されちゃったんでしょうかね。今までにもライブドアからメールが来ていたならまだ判りますが、今までメールが来た事もないのに、こんな時だけメールが来るってある意味怖い思いをしています。

げげっ!登録しようとしたら「文章は原稿用紙20枚以内で」とエラーが表示されました。長文ごめんなさい。(編集して短くして収まりますようにと祈りつつ登録します)


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