The Green Hills of Earth
平和ボケ…という言葉は当てはまらないだろうけれど、トヨタカップの3位決定戦をみながら料理を作って食べた。お腹が一杯になって幸せな気分で横になったらぐっすり眠ってしまって、「あ、トヨタカップの決勝が始まった」「あ、前半が終わった」と夢見心地の記憶がその次はなぜかダウンタウンのハマちゃんと口げんかをしている夢をみて気付いたら見事午前0時を回って今日になっていました。私のような小心者がハマちゃんと口げんかなんかしたって勝負になるはずがないのに、いい勝負になるのが夢の中。多分ついたままになっていたテレビでダウンタウンの番組の二人の掛け合いがゆめに入ってきたんでしょうね。
女子フィギュアスケートのグランプリファイナル大会で優勝した浅田選手ですが、年齢制限でオリンピックに出場はできないのだそうですね。開催年前年の6月30日までに15歳になっていなければならないとかで、浅田選手は80と数日足りなかったそうです。 健気にも「5年後のオリンピックをねらいます」と答えていたそうですが、5年間今の座を保つことができるとは限らないんですよね。いつがピークになるのかは下がるまでは分からない訳ですけれど、「次回があるさ」と言った事が後悔にならなければいいなと思います…というか「絶対出たいです。ルールを曲げてください」なんて言っても反感を買うだけだし(本人にそんな計算があるかどうかは別として)、本人のコメントとしてはそれ以上いえることはないですよね。 年齢制限のルールを破ることの是非は兎も角として、メダルをねらえる最短距離の選手を80数日の差で捨てることができるほど日本のスケート会って選手層が厚いのかな。「オリンピックのために育ててきた選手もいる」でしょうけれど、4年に1度のオリンピックはそのために育てられていなかった選手にも2度目があるかどうかわからない大会でもある訳です。確かに酷な選択かもしれませんが、強化選手でもないたかが15歳の選手に優勝をさらわれるような強化選手を思いやる必要があるのかな。強い人が天下をとるのが競技なんじゃないのかなぁ。点数を競う競技で情が入ってしまったら正しい選択はできないように思います。協会って言うのも「規則は規則」と言いつつ、自分たちの面目を守ることに専念しているようにも感じます。そういう意味では協会の人は今回の年齢規制があってよかったと思っているんでしょうかねぇ。 素朴な疑問ですが、15歳に満たないものは大会に出場できないと言う規定があるなら、なぜそれが他の大会にも採用されないんでしょう。また、オリンピックに出場しようとしなかろうと、浅田選手は学校が終わってから深夜まで練習漬けなんだそうで、想であるとしたら大会に出場することがどれだけ本人の育成に影響があると言うのでしょう。昔のロシアや東ドイツのように成長を抑える薬を使ったりしているなら兎も角、毎日練習で酷使している体をオリンピックで競技したからって何も変わらないと思うんですよ。どうせ規制するなら15歳未満は1日3時間以上練習しては駄目とか、そんな規定を作るべきだと思うんですけれどね。ま、そんな規則は守られはしないでしょうけれど…できるなら出場して優勝争いするところを見せて欲しいものです。
昨夜10時頃、只見線の会津若松発会津川口行き列車が大雪のため立ち往生したそうです。2時間後に乗客の2名は救出されたと言うことです。 20年位前は豪雪地帯での列車立ち往生は良く聞くニュースでした。地元の人も慣れているのか炊き出しを配ったりする姿が良く見られました。しかし、最近はそんなニュースも余り聞かなかったので、改めて今年の大雪を認識しました。そうは言ってもこの雪は「12月としては」と言う注釈がついていて、冬全体で見れば別に驚くほどのことでもないんですよね。ただ、例年の降雪状況から自治体は除雪費用や除雪対策などを計画していて、それが突然のどか雪なので体制が整わずに苦労していると言うのが正解だと思われます。 私も高校生の頃7時間ほど列車にとじこめられたことがあるんですよ。私の通っていた高校の最寄り駅で既に2時間ほど立ち往生していた列車が、私たちを乗せてから発車したんですが、駅を出て数百メートルで雪に乗り上げて動けなくなってしまったんです。保線区から別の動力車を持ってきて引っ張り出すのに7時間を要した訳で、その列車にもっと前から乗っていた人は9時間閉じ込められていた勘定になりますね。学校帰りですから友達と一緒で退屈することもなかったし、学校から帰ったら何か用事があると言う訳でもなかったので別段被害はなかったと言えますが、雪国はそんな苦労もあるんですよね。そういえば私が受験のために上京した時も、猛吹雪で列車が遅れて東京へ行く特急に乗り遅れるんじゃないかとなきたくなった記憶があります。幸い特急列車は遅れた列車を待っていたので無事乗ることができましたが、もしあの時列車が行ってしまっていたら今の私とは別の私が居たのかもしれませんね。 そうそう、雪国の苦労と言えばやはり昨日、山形県の鶴岡で踏切内に積もった雪で車が動けなくなり列車と衝突すると言う事故があったそうです。そんな話もありますが、あとはアスファルトが低温で割れて穴が開くとか、周囲が田畑の道路を走っている時吹雪いていると、一面が真っ白にホワイトアウトして、どこが道路だかどこが田んぼだかはたまたどこが雪の壁か分からず用水路に突っ込んだり、いつの間にか田んぼの上を走っていたり、除雪された後の雪の壁に突っ込んだりする車もいるんですよね。また、運転初心者は狭い道を通る時、除雪された壁をうまく避けることができず、車の側面がボコボコになってしまったりもします。融雪用に巻かれた塩でボディも傷みますし、雪の降らない地方の人に話しても「うっそー」と信じてもらえない話かもしれませんが、雪国の人はそんな話以外に雪下ろしをしたり、毎朝雪かきをしたり、本当苦労が絶えないんですよ。洗濯をして干したタオルがバリバリに凍っていたりね。ついついそんな話を思い出してしまいました。オチがなくてごめんなさい。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |