The Green Hills of Earth
ノートパソコンなどは「無線LAN」全盛と言っても過言じゃない状態ですね。本体が無線LANに対応していればLANケーブルなどを用意しなくても良い訳ですし、いちいちケーブルを引きずることなく部屋の好きな場所でパソコンをいじることが出来るというのはある意味とても便利なものです。かくいう我が家も3LDKの全ての部屋で無線LANの恩恵を享受できるように無線LAN対応のルータを設置しています。が… そう、「が…」なんですよ。昔なら無線LANの環境は手放しで喜べたでしょうけれど、私のところでもマンションタイプではありますが100Mbpsの通信環境になって言えることは、「無線LANは遅い」と言うことなんですよ。 最近はメーカーのサポートサイトで数百MBものサイズのソフトがダウンロードできるところも少なくありません。こんな時、無線LANで繋いでダウンロードをするとちまちま数分、数十分掛かる速度でダウンロードが始まるのですが、有線で行うとものの数秒で終わってしまうんですよね。つまり、元が遅い回線(数Mbps程度のADSLまで)なら無線でも有線でも速度は変わらないのですが、50Mbpsを超えるような高速環境になると、現在の無線LANのほとんどはその速度について行けていないと言うのが現状だと思われます。 私の住処では、購入当時まだ無線LAN環境は高価でしたので、各部屋の電話やテレビアンテナが取り回される場所にLANケーブルも引いて貰ったのですが、数年でそのケーブル自体が駄目になってしまいました。以前こちらでも取り上げたのですが、線の両端をテスタで結べば導通はあるのですが、HUBに繋いでも認識されない状態なんです。そこで、しばらくは無線LANで各部屋を結んでいたのですが、あまりの速度差に最近改めて各部屋を有線ケーブルで結ぶようにしていたのです。最初に発注したように、天井や壁の内側を通す工事をしたかったのですが、「呼び線」と呼ばれる専用工具はそれなりの大きさになるので、高価ではないのですけれど買って在庫にするのはちょっとなぁと躊躇してしまって、結局フラットケーブルを天井付近の壁にはわせてごまかしていたのです。 とりあえず家の全てのパソコンは有線でつながりました(無線LANも生きています)。しかし外に露出したLANケーブルが無様なんですよね。そう思っていたら、友人がこの「呼び線」を買ったという連絡があったのですよ。Lucy I am!なのです。脚立とRJ-45のかしめ工具を持って、喜んで今夜お手伝いに伺うことにしました。そこで工事がうまくいけば、そのまま友人ごと「呼び線」をかっさらってきて、うちの工事人足に徴用するつもりです。一応「入線潤滑剤」くらいはプレゼントさせて貰おうかな…
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