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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年07月17日(日) ニュースから(海外で活躍している?) / 時代に逆行しているかも / 注目したいキーボード / もえローン

野茂に戦力外通知
デビルレイズの野茂は16日戦力外通知を受けました。野茂自身は日本で野球をするつもりはないとのことで、他球団からのオファーを待つそうです。

野茂ももう渡米してから11年目なんですね。年齢も36歳と言うことですから、もう引退してもおかしくない年齢です。渡米当初はトルネード投法とか騒がれて、すごかったんですけれど、さすがに最近はよる年波には勝てないってことなんだろうなぁ。近鉄とは喧嘩別れみたいになっている感じですから引退したとしても日米どちらの球団から声がかかることもないでしょうし、性格的にも解説者は向いていないように思いますし、タレントにはもっと不向きに思います。まぁこの11年間で一生遊んで暮らせるだけのお金を稼いだことを祈っております…って本人はまだ引退表明していないんですよね。声がかかるといいですね。

海外で活躍する選手…
自分の応援する選手の動向を知りたい。海外で活躍している選手の動向を知りたい。それはそれで理解しますけれど、なにか不自然に感じませんか。
まぁ報道の仕方なんでしょうけれど、まず、日本のプロ野球選手にはいちいち今日は何打数何安打だったとかいちいち報道される人はいませんよね。さらにノーヒットに終わったら「ヒットは打てませんでしたが、守備で活躍しました」とかいいわけまで代理でしてもらえる選手はいないでしょ。さらにその活躍した「守備」って別に普通のフライを捕っただけみたいな感じだったら尚更です。試合の勝ち負けに関係しなかった選手を「活躍した」というのはとても無理があると思うのですが…例えば、勝敗に関係のないところで打ったヒットを「ヒットを打って活躍しました」と言ったり(これはまぁ許容範囲でもいいですが)、死四球で出塁して後続のヒットでホームにかえってきただけなのに「決勝のホームを踏み勝利に貢献しました」とか言ったりしますよね。でも、そりゃ違うんじゃない?いや、確かに塁に出たのは「繋げる」ということでは大事だけど、「活躍した」とはいえないでしょと思う訳ですよ。異国の地でがんばっているって言うことなのかもしれないけど、日本のプロ野球でがんばっている人もがんばっていると言う意味では同じじゃないんですかね。活躍もしていないのに活躍したように報道してもらえるって言うのは如何なもなんでしょうねぇ。

そう、この「活躍もしていないのに活躍したように」って言うのは読売新聞における巨人軍みたいなもので、他のところで完全試合を達成したのに読売新聞のスポーツ欄だけは「巨人3対1で惜敗」なんてのが大見出しになるような違和感を感じるんですよ。
この違和感はなにも野球に限ったことではなくて、サッカーでも試合終了数分前にようやく投入されてほとんどボールに触ることなく試合が終わったのに「活躍したけど及ばなかった」と言われたり、たまたま中盤くらいからボールを前に放り込んだら前の選手が良いパスを出してゴールが決まった時に「○○選手のアシストでゴールが決まった」とか「○○選手のパスが得点に繋がった」みたいな言い方をしますよね。普通アシストってゴールに直接結びつくパスを出した人を指すんじゃないのかなぁ。これって「ぼくのちちのかいしゃのどうりょうのいもうとのとつぎさきのおにいさんのともだちのこいびとのはとこのよめさんの…」って言うのとどこが違うんでしょう。
また、モータースポーツの世界でも同じように優勝争いから遠く離れたところを一人で走っている日本人運転手を、そのほかで繰り広げられている手に汗握るバトルそっちのけで映していたりしますよね。ただ走っているだけの奴なんか「どうでもいい」から、手に汗握る戦いをしている人たちを映してくださいと切に願うことが多いです。

私は「日本人」選手だからと言って特別に応援したりはしません。みなが納得できる活躍をしていれば応援は自然とされるものでしょう。ですから私はF1は見て楽しんでいますが、佐藤琢磨については「もう能書きはいいから成績で存在をアピールすれば」と思いますし、大した成績も残していないのに、ただ日本人だからと言って「どうでもいい走り」や「説得力のないインタビュー」などでテレビに映るのは正直鬱陶しいです。もともと走るセンスもあるし、セットアップ能力もあると定評の選手だと聞いていますから、それを証明して見せてほしいものです。話はそれからでしょ。

先の野茂のように今までのシーズンはそれなりに成績を残してきたけれど、今年はもう役に立たないと判断され契約を打ち切られるというのは、私は正しいあり方だと思います。実力があれば活躍の場はいくらでもあるでしょうし、なければ見向きもされない。それがプロの世界でしょ。メディアもただ日本人だからなどというくだらない感情論でくだらない記事を書くのではなく、きちんと良し悪しを報道するべきじゃないのかなと思いますよ。いちいち新聞やテレビなどのメディアが甘やかして大して活躍もしていない選手をただ日本人だからといって取り立てるようなことをするのは選手のためにもならないし、それを見る受け手にも誤解を与えるし、何より「報道」としてのメディアの姿勢をすら信じられなくするものであると私は思います。



時代に逆行しているかも

ノートパソコンには無線LAN標準装備が当たり前のようになってきましたが、うちでは今日リビングから仕事部屋に有線のLANケーブルを這わせる作業をしました。
私がこの集合住宅を買ったとき、まだ建設中だったので業者にお願いをして各部屋にLANケーブルを取り回してもらったんです(その時代はまだ無線LANは一般的ではない頃でした)。どの部屋にもLANケーブルが来ていて、そこにパソコンをつなげるどの部屋でもインターネットにアクセスできるはずだったのです。いや、入居してからしばらくはそうやって利用していたのですが、数年前に突然うまく通信ができなくなってしまいました。しかし天井裏に上ってみるわけにも行きません。一応断線を疑ってコネクタを付け替えてみたりもしたしテスタを使って導通チェックしたのですが、導通があるのに通信はできないという状態で、まぁ品質が悪いって事なんでしょうね。その頃には無線LANも手の届く値段になっていましたので無線LANを導入しLANケーブルは使うのをやめていたのです。しかし、ISDNの時代はそれでも良かったのですが、FTTH環境となり50MBPS、100MBPSの時代になると無線LANの速度の遅さがかなり目に付くようになりました。IEEE802.11g(あいとりぷるいーはちまるにーてんいちいちじー)でも有線の速度には及ばないんですよね。物置部屋は仕事部屋を兼ねていますし、自分で取った写真などもこのデスクトップに集めて保存しています。ですからこのデスクトップまでの通信速度が遅いのもかなり困るのです。また、その無線LANについても紆余曲折を経てデスクトップにはなぜかUSBポートに接続するアダプタ(BUFFALO WLI-U2-KG54)がささっています。これはこれで使えるものなんですけれど、デスクトップは24時間電源を通電していますのでこのアダプタがかなり熱を持つんです。そのせいではないと思うのですが最近は無線が繋がらないことが多くなったのも有線化に踏み出す一因となりました。

そんな訳で時代に逆行するようですが無線経路に沿ってリビングから物置部屋まで有線のLANケーブルを改めて引き回しました。10mのフラットタイプのLANケーブルをリビングのブロードバンドルータから無線中継用ルータまで引き、そこから5mのケーブルで物置部屋まで伸ばしました。いや、10mで足りると思ったんですけれど甘かったですね。

誤算だったのは、建築中に頼んで天井裏配線をしてもらったケーブルです。だめになったのはリビング-物置部屋の一本かと思っていたのですが、調べてみたら全部だめになっていました。私が敗戦を頼んだのは、この建設作業で電気工事を引き受けている業者さんでした。一応集合住宅のJV(建設企業体)が下請けに選んだ業者さんですし、建設中に自分の知り合いの業者をいれるのも悪いと思って別業者さんに見積もりをとったりはしなかったのですが、後で知り合いの業者に聞いたら、私の支払った金額はかなり割高だったそうです。それなのにこの体たらくです。こんな工事に10万円近くも使ってしまったと思うとすごく腹立たしい気持ちです。まぁ安易に知らない人を信用しちゃいけないってことを改めて教えてもらったと思うことにします。


注目したいキーボード

キートップにカラーディスプレイ(多分LCD)を搭載したキーボードがロシアのデザイン会社から発表されたそうです。(link)

一時期、私の家には結構なAV装置がありました。それをコントロールするのに何種類ものリモコンを使うのはとても面倒なので学習リモコンを使うことを思いつくのですが、多くの学習リモコンは一番需要の多いであろう一番一般的な機能を網羅しているものしかないのです。例えばビデオなら再生、停止、早送り、巻き戻し、録画ボタンなどはありますが、それぞれのデッキによって個性のある録画予約をするには向いていなかったりしますし、ハイエンド機の特殊な機能には対応していなかったりします。学習リモコンですから、いずれかのボタンに機能を割り当てればすむのですが、それは例えばチャンネルの「1」ボタンに「A」と言う機能を割り当てて、「2」ボタンに「B」と言う機能を割り当てると言うことで、その時は「こうする」と思っていても時がたつにつれてその記憶はあいまいになってしまったりします。それを嫌ってそれをメモを残しておこうにも他のモードでは違う機能を割り当てていたりして表示が収まりきりません。PIONEERのAVアンプのフラグシップモデル(VSA-AX10Ai-N)に付属する学習リモコンは液晶画面にモードによってさまざまなボタン(デザイン)を表示させるのですが、設定されていない機能については自分でキートップをデザインすると言う機能まで備えているようです。そのリモコンほしいんですが、そのためにこのアンプを買おうと思っても52万5千円って言うのはそんな簡単に出せる値段ちゃいますからねぇ…そんな中で結構便利に使っているのがクロッサムという学習リモコンです。
学習リモコンクロッサム
チャンネルボタンなどの共通項目以外に16個のボタンが上部に並んでいて、その横に六面体の角柱がついていて、これを回転させることで正面に来る面の機能が有効になり、右のボタンに割り当てられると言うものです。角柱の面にワープロなどで印刷したシールを貼り付けておけば機能も明確になりますし、これは結構重宝しています。しかし、先にも書きましたように多くの学習リモコンでは満足できることはほとんどないのです。

同様にパソコンでも、さまざまなアプリケーションソフトを使うとき、共通のショートカットは頭で覚えているにしても、それぞれの独自の機能はなかなか覚えられないもので、折角あるんだから使えば便利なのに、覚えていられたら便利なのにと思うことは多々あるんですよね。で、今回のようにキートップがその時々の状況によってデザインが変えられるって言うのはとても良い事です。しかし、確か1988年頃、EPSON(だったと思うんですが)が同じように液晶でデザインを変えられるキーっていう奴を販売したと記憶しているんですよ。当然当時はモノクロですが。しかしすぐにアメリカかどこかの企業から特許侵害で訴えられて販売が中止されたと記憶しています。当時私はかなり特殊な業界用特殊装置を作る仕事をしていたのです。まぁ湿度100%、気温-30度〜45度、気圧5〜10気圧、粉塵の舞い散る中でも動作するコンピュータおよびその環境を作るとかそんな感じでしょうか。そんなわけですから今では普通になった非接触式メモリも他の多くの企業に先駆けて採用していましたし、水に浸しても折り曲げても使えるキーボードなんていうのも作っていましたし、当時はスーパーコンピュータのクレイ…(いくつか忘れました)位しか採用していなかった水冷式コンピュータも、実はパソコン(当時はFC-9801で)で試作をしていました。北海道の極寒地域で冷蔵庫は物が凍らないようにするために入れるものと言う逆転の発想からヒントを得て、周りの悪環境をウォータージャケットで遮断しようと考えた訳です。でも、残念ながらウォータージャケットからの水漏れが解決できず世界初の水冷パソコンの栄誉はあきらめざるを得ませんでした。今にして思えば残念なことでしたね。そんな状況の中でその液晶表示機能を持つキーの使用を検討していた矢先の発売中止だっただけに、時がたっているので記憶はあいまいかもしれませんが、そういうものがあったと言うことと特許の問題で揉めていたはずと言うことは覚えているのです。
もう特許の問題はないというのであればそれはそれでいいのです(それなら私が計画すればよかったと言う後悔は残ります)し、市販されたとしてキーの表示機能はどれだけ耐久性あるものなのか興味あるところではありますが、とにかくこのキートップはさまざまな分野で待ち望まれているものだと私は思います。ちょっと注目していたいですね・


もえローン

7月12日に「どんなものかなぁ」と言うものを書きました。「ローンを一本化しませんか?」と言うCMを良く見かけるけど、本当に困っている人にお金を貸してくれるんでしょうか?と言う疑問を書いたのですけれど、今度はライブドアクレジットと言う会社が「もえローン」と言う融資を始めたようです。

「…」←私の感想。

2パート・アルバイトの方でもOK!
20歳以上の方で定期的な収入がある方であれば〜

「…」←私の感想

多くは語ることができません。どうかリンク先を見てやってください。
本当にこれで成り立つのでしょうか。まじめにやっているのかなぁ。っていうかこういうのがいいと思う人が多くなってきているってことなんですかねぇ…ちょっと世の中が怖くなってきました。


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