The Green Hills of Earth
新しい仕事のために夜を徹してHDを入れ替えたのに、そのソフトを使って仕事をするのは本末転倒で、それをやると大幅に時間が無駄になってしまう…そんな訳で、せっかくHDを入れ替えたのに、大容量HDが進化を発揮するはずだった仕事は没になりました。が、仕事の忙しさは半端じゃないです。久しぶりに午前様になってしまいました。でも、個人的には久しぶりの忙しさなのでちょっとうれしいかも。
千葉県の客先へ行ってきました。 途中、ディズニーランドの近くを通るので、帰りは頭にミッキーの耳をつけた人たちがいっぱいいるかなとか、近くではロッテ対巨人戦をやっているのでその声援でも聞こえてくるかなどと思っていたのですが、どちらも肩透かしを食らいました。考えてみれば、今日はどの長期休暇とも縁遠い普通の平日。確かに何人かはディズニーランド帰りの人もいましたけれど、電車があふれるほど居る方が不自然な時期ですね。野球にしたって然り。ロッテは何十年ぶりかの優勝に向かって驀進しているので千葉のファンはお祭りでしょうけれど、巨人はファン離れが進んでいるから、そんなにすごい人ごみにはならないでしょう。←偏見 列車の中で日本経済新聞を見ていたら、巨人のにナベツネが球団会長として球団経営に復帰が内定したのだそうです。何という恥知らずなことでしょう。本人の面の皮の厚さもですが、読売という、それなりに日本を代表する企業の倫理観がこの程度って言うことが悲しいですね。 巨人という企業が引き起こした「不正」の責任を取って辞任した責任者がたった10ヶ月で禊(みそぎ)が済んだと経営陣に復活することに対して、この企業は問題ないと考えているのです。私にはそれが信じられません。たとえ本人が罪を犯したのではなく、責任をとる形での辞任だったとしても、企業としてあるまじき不正行為の責任を取った人間がこうも簡単に戻ってくるというのは如何なものでしょうか。政治家と企業のトップは世間の常識が通用しなくて良いということなのでしょうかねぇ。 昨年は、閉鎖的な球団経営陣と選手・ファン連合が対立する形で、ある意味野球のあるべき姿が見直された年であったと思います。その中で傲慢な態度をとり続けたナベツネが世間からバッシングされ、それから逃げるために退陣をし、ほとぼりが冷めたからとまた元に戻ろうとしている訳ですね。去年から今年にかけて巨人という盟主に頼らず、野球そのものを楽しくすることでファンの心をつかもうとする試みが始まっているのですが、ナベツネが復帰することで、また巨人中心の野球というくだらない妄想に凝り固まった頭の固い年寄りの戯言に振り回されなければならないのかと思うと不愉快な気持ちになってしまいます。もう、いい加減に巨人というブランドだけでは世間はついてこないということを認識してほしいものです。 6日の日経新聞で前ニッポン放送取締役の久保利某という輩が 「今振り返ると、ライブドアは単にニッポン放送株のフジへの高値売却目的の「グリーンメーラー」にすぎなかったのではないか。」と言っています。 あきれてものも言えないなぁ。結果的にグリーンメーラー(株を買いあさり、それを高値で売りつける人)のようになったとしても、自分が取締役を勤めていた企業が株を買い占められた事に対する言い訳がこれですか? 「自分はフジによるTOBしかないとわかっていたんだけど」と言い訳をしていますが、結局この前取締役は、何もせず(できず)、会社を危機に追い込んだ訳でしょう。自分の無能さへの言い訳として他者を悪者にするって言うのは一番情けないなぁ。 事が終わってから、結果を見て物事をあれこれ言うのは誰にでもできることです。その結果論で相手をけなすより、その結果として、日本人特有の性善説的企業体質、ぬるま湯体質の企業に警鐘がなった事を評価すべきではないかと私は思います。 先日買ったミニバラが咲き始めました。 帰宅してからみたら見事な感じになっていました。明日はできるだけ早起きをして写真を撮ってやりたいと思います。が、久しぶりの外での仕事が、急に忙しいモードになっているので体がびっくりしているようで、果たして起きる事ができるでしょうか… リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |