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2005年05月30日(月) 通勤列車とNikonSP / タバコ / 文章の長さ

久し振りに、通勤ラッシュの時間帯に列車に乗って会社へ行ってきました。
久し振りでしたけど、何とか「素人め!」と舌打ちされる事は避けられたと思います。そして久し振りの列車通勤は、(多分、普段縁のない生活をしているので)目に入る女性全てが美人に見えて「通勤いいなぁ」と思わずに入られませんでした。でも、太っている訳じゃないのに1.5人分座席を占有して平気な人、シャカシャカ盛大な音を立てて音楽を聴いている人、大声で電話をしている人…迷惑という言葉を素人しない人はやはりどこにでも、どの年代にも変わらずいるんだなぁと改めて思いました。ま、人間そんな簡単に浄化されたりしませんね。

遠目からしか見ませんでしたが、女性専用車両を利用されている人、結構多いんですね。まぁ折角作ったんだから利用する人が少ないのでは勿体無いですが、でも、女性専用車両がある割りにそれ以外の車両に乗り込む女性も多いようで、「女性専用車両があるのに、それ以外に乗る女性は痴漢OKって事か」なんてバカな話にはなる筈もありませんが、それでも、(たとえ一部であれ)女性が騒いで専用車両を作らせたのだから、女性はできる限り専用車両を利用したら良いのにというか、そうすべき責任が否応なくあるようにも思います。
「利用したい人だけが利用したら良いんじゃない?」って言う程度なら、その制度自体が不要なんじゃないかなぁ…

今年の1月中旬から2月末まで2500台限定で予約を受け付けていた「Nikon SP 復刻版」(link)ですが、未だ注文を受け付けています。NikonのHPを見るたび、これが気になってしょうがないんです。やはり724,500円という値段は、いくらマニアといえども簡単に出せる値段じゃなかったという事でしょうか。
私は間違っても「マニア」じゃありませんので、漠然と「SP…いいなぁ」とは思っても、724,500円なんて出す気になりません。7,245円位なら買うかもしれないけど…自分がそんな程度だけに、「ななじゅうにまんよんせんごひゃくえん」という値段のカメラを買う人ってすげーなぁと思うんです。まぁ、100万円もあれば立派な車が買えるのに、「一台」ではなく「一軒」と数えたくなるような高級車を買う人がいるのと一緒で、趣味の世界は何でもあり、そして車はステータスだけどカメラは違ったという事なのでしょうかね。


タバコ

asahi.comによると、製薬会社ファイザーのアンケートで上場企業の96.5%が「全面禁煙」「分煙」などの制限を決めている(ただし、来客については制限を適用していない企業も多い)と言う結果が出たそうです。

不思議なんですけれど、健康増進法で「受動喫煙の防止」を義務付けたりしてさまざまな施設に多大な出費を強制させ、更に喫煙者に不当な差別行為を強制させるのはなぜなんでしょう。それなら大麻だってマリファナだって「個人で楽しむ分には合法」としたら良いんじゃないですかね。マリファナとか大麻って、幻覚作用があって、それによって暴れたりするという部分では、深酒をして暴れる人となんら変わらないと思いますし、自分の体を蝕むという点では酒・タバコと変わりません。そして吸っている人の近くにいたら影響を受けるのかどうかは、私にはわかりませんが、影響があるとしたらタバコと一緒だし、影響がないのならタバコよりまだ「マシ」って事じゃないですか? 「麻薬を合法にしろ」と言っているのではなく、ここまで虐待しながらタバコを非合法にしないのはなぜ?って事です。

それは今でこそ株式会社ですけれど、もともとが「専売公社」で国が率先して売っていたという事(非合法にしたら、それを国が売っていたのが悪いと訴訟を起こされる可能性大)と、アメリカなどのタバコ産業からの圧力なんでしょうね。AIDS問題での血液製剤でもそうだったように、アメリカ本国でこれは問題があるとされたものは、その処分先に日本が指名されるみたいで、アメリカではタバコ産業は訴えられ巨額の損害補償を請求されていますが、その穴埋めに日本のマーケットが利用されるため非合法にできないって事なんでしょうね。

私はそろそろタバコをやめて4年が経過しようとしています。5年やめてふとしたきっかけでまたしばらく吸っての再禁煙。間の喫煙期間中も昔ほどタバコがおいしいとは思わず、二度目の禁煙は比較的苦しまずにタバコをやめられた気がします。もう、タバコのにおいは鼻について、吸っていた頃のように「良い匂い」と思う事はできなくなりました。タバコを振り回す人、人様への迷惑を顧みない人に同情はしませんが、それでも、タバコは非合法ではない限り、タバコを吸う「喫煙権」は「嫌煙権」と同様守られるべきものであると強く思います。健康増進法などで制限をするのならはっきりと「非合法」にすべきだとも強く思う次第。なにか、日本の法律ってその場しのぎで、面倒は自分以外の誰かに任せようと言う感じがありありですねぇ。


文章の長さ

以前、私が「短い文章の中に厳選された言葉をちりばめて、情景が浮かぶような豊かな表現力がうらやましい」と尊敬する日記書きさん(既に書く事をやめてしまわれました)と話をする機会があったのですが、その人に「あなたの方がうらやましい」と言われました。その理由は「私のは短くまとめているのではなく、それ以上文章を思いつかないのだ。私の頭ではあの程度しかかけないのに、あなたは『苦もなく』長い文章を書いている」と言う事らしいです。
「はぁ?」私はそれ以上の言葉が出てきませんでした。お世辞抜きで本当に素晴らしい文章なのです。どうしたらあんな文章をかけるんだろうと正直嫉ましい気持ちにもなる事がありました。それを苦もなく書くくせに、私のようにだらだら長くしかかけない文章を見てうらやましいってどういう事?って思っちゃう訳ですよ。ないものねだりなのかなぁと思っていたら、後日またひとつ言われました。「あなたは私の文章を気に入ってくれているみたいだけど、私のような短い文章しかかけない人には出版の依頼はないよねぇ」って。私は正直な話、ネットで文章を書いている人の出版した本って殆ど見た事がありません。多分2.2冊。2冊は友達の出版した技術解説書みたいなやつで、0.2冊はあの「電車男」です。ネット上で読んで、本になったのを手にとって眺めたくらいです(読んだとはいえませんね)。つまり「ネット上の日記が本になった」と言うのはまったく見た事がないのです。ですから、どんな日記が書籍化されているのか良くわかっていないのですが、本当にそうなんでしょうか。確かにマンガに置き換えればショートショートはギャグマンガで、ストーリー物は16ページ位が基本ですよね。まじめなショートショートってあんまりないかも。でも、日記とマンガは別物ですよねぇ。1つ1つを単発で読む文には素晴らしい文章だけど、これが書籍化されてまとめて読むことになると連続していない話がどんどん切り替わって面白くなくなってしまうんでしょうか。そう考えると、確かに短すぎる文章は読む人には大変かもしれません。しかし、読みやすい、美しい文章は日記を日記形式として見せる事で楽しく読めるはずだと思うんですよ。それは私の思い込みなのかなぁ…それまで考えた事もなかったので考えがまとまりません。果たしてどうなんでしょうね。それにしても、見方によってさまざまな悩みがあるものなんですねぇ。

…まぁ、だからと言って、誤字脱字の多い、推敲のできていない文章をアップしてしまう言い訳にはなりませんが…


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