The Green Hills of Earth
2005年05月26日(木) |
愛知県東郷町の愚かな条例 / 今日の事 |
愛知県東郷町にラブホテルを建設中の業者に対し、東郷町が条例に基づいて建設中止命令を出した事で、業者が「条例の規制は法律を超えており違法だ」と命令の無効確認を求めた裁判が名古屋地裁でありました。判決は「地域の実情に応じ、条例による上乗せ規制は許される」と業者の請求を棄却しました。
風俗営業適正化法により、学校の200m以内に風俗店の建設を禁じていますが、このラブホテルはそれをクリアしています。しかし、500m程の間に小中学校と高校があり、住宅地も近接しているため、近隣の町民60人が建設中止を求めて名古屋地裁に申し立てたのですが、この時はその申し立てが却下されました。しかし、町の条例で「町長の同意を得る」という項目があり、これが今回守られていないと中止になったという事で、私はこれはとても怖い事だと思います。つまり、町長の一言でどうにでもなるという事ですね。穿って考えれば今回の町長の判断は本当に町長の仕事として公平に判断したものなのか、それとも袖の下が入ってきて決めた事なのか、それとも、その反対住民に町長の知り合いがいて有利に話が決まったのか、まったく判らないということでもある訳です。
風俗の店を作る場所は風営法で決められています。それをクリアしているのに、なぜ町長の許可を得なければならないのでしょうか。それこそ水戸黄門などの世界と一緒で菓子折りの中に金を入れて「これでよしなに」と持っていかなければ許可されないという事なのでしょうか。風営法の基準などは、町長のような権力を持つ人へ媚びなくても堂々と建設ができるように基準が決められているという意味もあると思うのです。それなのに、まるで時代劇を見るように町長の考えひとつでどうにでもなる規準を与えるとは何と愚かな行為でしょう。
町の事情によって、風営法以上の規制が必要という場合があるというのは理解できることではあります。しかし、「町長の許可を得ていない」というのがそれにあたるとは私には思えません。まだ名古屋地裁での話しという事ですから、どうかこれはもっと上まで争ってほしい。そして時代劇のような世界を実現しようとする愚かな条例を打破してほしいと思う次第です。そうしなければ、近々「町長を見かけたら道の端に寄って土下座して通り過ぎるのを待つ事。従わない場合は打ち首に処する」なんて条例ができると思いますよ。
むにゃむにゃページに花の写真を載せています。その花を撮影するNikon D70で使えるレンズは今のところ6本所有しています。あれこれ取り替えて写り方などを試して楽しんでいます。花壇で花を作るって、その育てる楽しみ以外にも、見て愛でる楽しみ、写真に撮る楽しみいろいろ与えてくれるんですね。当初は雑草しか生えないところをどうするかしか考えていなかっただけにうれしい誤算です。
今週は殆ど家から出ていない生活が続いています。明日は久しぶりにジムに行って、その帰り道に野菜直売所へ行って、野菜を買い足して来ようかと思います。ほうれん草とクレソンはほしいなぁ、あと大根もあったらうれしいし、きゅうりやトマトもほしいんだけど…あ、トマトは別のところに直売所があったから今度ためしに買いに行ってみようかな。 明日は鎌倉へ行く約束があるのですが、その前に仕事が割り込んでくる可能性が出てきました。そうなると鎌倉へはいけないかもなぁ。どうせ鎌倉に行くなら明るいうちに行って、少しは写真を撮るとか楽しみたいんですがねぇ。一応お出かけセットの中にカメラを入れておくつもり。あ、ジムと仕事は両立しないかもなぁ、いや、しない。どうしよう。ジムを一日延ばすすかないかぁ…残念。
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