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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年04月30日(土) サイクルコンピュータとギア比 / 10連休 / 列車事故への無責任発言はやめようよ… / ニュースから

そうそう、自転車へのサイクルコンピュータの取り付けは一昨日無事終了しました。
先日赤BROMPTONに取り付けたサイクルコンピュータ用の磁石をこの自転車用のものと交換して動作を確認したところ問題がなかったので交換し、無駄な出費は抑える事ができました。

今回パルスを拾ってサイクルコンピュータに送る発信器は別途「ユニバーサルジョイント」というキットを買ってきて取り付けた訳ですが、ママチャリなどサスペンションを持たないフロントフォークは細い楕円形をしているのに対し、この自転車のようにサスペンションを持っているフロントフォークは太い円形をしています。確かにベルトは届きましたが、発信器を正常な位置に置くと発信器と磁石の間が開きすぎていてパルスを拾えません。仕方なくどんどん発信器を内側に追い込んでいったらほぼ真横を向いていると言っても良いくらいの角度になってしまいました。それでも拾って居るんだから凄いですね。

サイクルコンピュータの発信器


取り付けて早速試してみたのですが、体感している速度ほどに速度が上がっていないのです。そこでタイヤの外寸を計り直したり、車の後を付いてスピードを確認してみたりしましたが大体あっているようです。うーん…結局はこの太いタイヤが走行抵抗になっている事と、もう一つはリア側のギアの歯数が私には合っていないと言う事なんでしょう。もっとクロスしたギア比が欲しいのですが、これはかなりワイドな設定になって居るんですよ。ですから本来9段あるのですが、実際には6段くらいしか実用になりません。まぁもっと坂道が出てきたらこれで重宝する事もあるんでしょうかねぇ…これを選ぶ時、久しぶりの自転車なので、最初はギアなどに文句を言わないつもりでこれを選びました。ある程度からだができてきたら自分の好みに近づけるつもりですが、今はまだその辛さに自転車を捨ててしまう可能性もある訳ですから、まずはあるものに体を合わせます。取り敢えずこの自転車なら25km/h位で走り続ける事ができそうです。後は自分の体力、脚力次第です。



10連休

今年のGWは10連休にする会社も多いらしいですね。確かに2日と6日を休みにすれば4月29日から5月8日まで休みになってしまいますものねぇ。
今からウン十年前、私が会社に就職したての頃、研修の一環として「万年カレンダー」の作成という課題に取り組んでいました。たしか使った言語はFORTRANだったと思います。ええ、FORTRANを使ったのは後にも先にもこの研修の時だけでしたねぇ。今のパソコンと違って、プログラムをコーディング用紙に書いて、それを紙カードにパンチして、それを読み込ませて結果は印刷物として得る。そんな手間を掛けるものでしたので「ちょっと試して…」なんてできないんですよ。そりゃ思い込んで間違いはたくさん発生してしまうものですが、それでもできる限り机上でプログラムを追ってあれこれ条件を検討して計算して、それで漸くパンチに入るんです。
作ったプログラムができると、まずは自分の生まれた年のカレンダを出力して、自分が何曜日に生まれたのか、そして他の人のも出して悦に入るんですね。そして次には祝祭日にマークを入れる事を画策します。ところが春分の日と秋分の日は固定じゃないんです。それをわざわざ気象台に電話して問い合わせてみたり…そして、それらが一段落すると、今度はこれから何十年のGWを印刷して「おお、この年は寂しいGWだな。殆ど連休にならないぞ」とか「おぉ、この年は凄い連休になるじゃん」なんて未来に期待を寄せていたんですよ。たしかその当時2005年も見ていたと思います。遙か遠い未来だけど、この時のGWは期待できるって。でもね、実際には我々小さなソフトハウスの使い捨ての兵隊は、GWになると仕事で入っている大企業の社員さん達から「GW、コンピュータは空いてますから、どうぞ思い切り仕事してください。ええ、私たちは休みますけれどね。え、私?ええ、ハワイに家族と…エヘヘヘ」なんて言われて連休を楽しむなんて贅沢はほとんどできなかったんですよね。年末年始とGW、盆休みは他に邪魔されず仕事ができる貴重な時間だったんです。そしてGWが空けると「害虫駆除のため○月○日(日)は出勤しないでください」って回覧が回ってきて、私たち外注は「駆除されるんですか?」って笑いながら言っていたものでした。

あれからもう何十年…「遙か遠い未来の事」が今ここにやってきて居るんですねぇ。歳を取ったと実感しました。


列車事故への無責任発言はやめようよ…

先日この事故について書いてから、更に新たな事実が分かってきたようです。(link)
  • 列車は事故当時70km/h制限の所を108km/h出していたらしい。
  • 脱線する前、右カーブで左が高くなっている状態にもかかわらず、左に大きく傾き、右の車輪が浮いていた可能性が高い。
  • 阪急電鉄に対抗するため、かなりの過密ダイヤを組んでいた。(それが運転手への強迫観念になったのではないか)
などなど…

そして、今の時点でテレビなどはおもしろおかしく遺族を取材し、悲しみの声などを垂れ流して、JRの対応の悪さをクローズアップしようとしています。ホリエモンが一段落したので、次の悪者として標的をロックオンしたようですね。

確かに、分かった事実などから「素人」が測できる様々な状況ではJR西日本が悪いし、改善しなければならないところもあるでしょう。そして遺族や被害者に対して対応が遅い等と言いたくなる事もあるかもしれません。しかし、そう言う事を言う行為は「野次馬」でしかないと思います。ここでもう一度書きますが、その日の朝まで生きていた家族、友人が事故で突然帰らぬ人となって悲しくない人は基本的にまず居ないでしょう。普通は悲しいはずです。老衰で死んだとか、本人の不注意で死んだとしても悲しみはあるのに、事故でとなればその悲しみは怒りを伴うでしょう。そして「死んだ人間を返せ」という気持ちになります。それは当然の感情です。が、絶対に叶えられない希望です。では、どうしたらいいのかといえば、二度と事故が起こらないよう原因を究明して対策を練ると言う事です。
確かに被害者、遺族の感情を逆撫でするのは得策ではありませんが、まずは原因を究明する事が一番ですし、我々を含む野次馬に対する説明などは本当は一番最後に回して良いのです。
私がコンサルティングを生業としていた時にやはり大きな問題がありました。直接人の命が掛かっていた訳ではありませんが、それでも1つの失敗がいくつかの会社を倒産に追い込んだこともあるかもしれません。ある企画を実行した時、それがうまくいかないと言う事が判りました。ここで言う「野次馬」「素人」のやり方でやれば、「どうしてそんな失敗をしたんだ」「そんな事は素人でも判る」となじられて、その対応をしているだけで何の解決もできず終わりになるでしょう。私たちは「今の状況は○□※です」とまず先方責任者に事実を伝え「お叱りは後で。まず、対応は…」と提案をし、片方で原因を究明しつつ、片方でそのできる限り失敗を埋められるよう対応をしていきます。そして、事が一段落してから報告書(場合によっては始末書)を持って原因を報告し再発しないよう対策を取りましたと報告を持って終らせる訳です。
もう一度書きますが、遺族、被害者の気持ちを蔑ろにしても良いとは思いません。しかし、今やるべき事は死者を生き返らせる努力ではなく、事故の原因を究明して再発をさせない事なのです。その原因がスピードアップ競争と過密ダイヤにあるのならそれを改善すべきだし、必要ならそう言う指示をした責任者を訴えれば良い。旧式のATSだったのが悪いなら、その節備考心を怠ってきた事を訴えればいいし、そんな線路脇にマンションを建てたのが悪いならそれを訴えれば…まずは、原因を究明する事です。
遺族や野次馬はミクロな視点から粗を探しますが、JR西日本に求められているのはマクロな視点から事件を解決する事なのです。

原因が定かでない時点で、全く無責任な立場で勝手に原因を推測して「小学生でも判る」だの「誰でもが判っていた事だ」だのと騒ぎ立てるのは「とても愚かで無責任な事」だと私は思います。

この地域の鉄道利用者が阪急や阪神と比べどれを利用するかを決めるのは、1つは利便性ですけれど、もう1つは速さでしょう。ニュースでは「阪急は安全のため、30分を目処に速度競争から手を引いたが、JR西日本は24分で運行していた」とあります。それを判っていてなぜ利用者は「危険な」JR西日本を利用し続けたのでしょう。そこに需要があるから供給もあった訳で、だから危険を無視しても良いと言う理由には絶対になり得ませんが、「小学生でも判る事」であったとしたらなぜ利用者はそれでもJR西日本を利用し続けたのでしょう?「小学生でも…」とはあまりにも無責任な言動ではないでしょうか。
野球で一野次馬が監督のかわりに采配をふるう事があり得ないように、この事故調査が野次馬で好転する事はあり得ません。

「野次馬はもう結構。原因が分かるまで野次馬根性はやめて静観しようよ」
と私は声を大にして言いたいのです。


ニュースから

FIREFOX
先日Opera8公開でOpera SoftwareのCEOが「ノルウェーから(アイスランドのおばさんの所でホットチョコを飲んで)アメリカまで泳ぎわたる」なんて話をして話題になりましたが、FIREFOXはこの度5000万ダウンロードを達成したようです。まぁ1つのものでと言うよりはマイナーバージョンアップも含まれているのでちょっと実数としては怪しい感じもしますけれどね。そして、それを記念してダウンロードの実数をリアルタイム表示する「と言われる」カウンターを公開しています。(link)
本当にリアルに数を反映しているのではなくてある時間毎に得たその時間内でのダウンロード数を適当に割り振って更新しているだけと言う話も聞こえてきますが、本当にこんなにダウンロードしているんでしょうかねぇ。

Tiger発売。1000人が行列
Mac OS X 10.4(Tiger)が29日午後6時発売となりました。世界同時発売だけど、時差の関係により世界で一番最初に発売されるのが日本という事で、前日の午後5時から並んだ人を銭湯に1000人がアップルストア銀座に行列を作ったそうです。

まぁ物事の価値観は人それぞれですから何とも申せませんが、私には行列までする事に何の価値があるんだろうと思ってしまいます。どんな人が並んだかは判りませんけれど、結局はそこで買う事に意義を見つけて居るんでしょ。まぁ時にはだれかがゲストとして挨拶に経ったりする事もあるのかもしれませんが…まぁ人それぞれですからね。

私は兎に角行列するって言うのが苦手です。ディズニーランドに行くって言う時も閑散期の平日に行くようにしていましたし(10年くらいご無沙汰していますけれど)、ラーメンなどの店も「行列のできる店」となると「行列してまで食べる価値はない。たかがラーメン如きに」と思ってしまいます。ええ、ラーメンというのは庶民の味なんですよ。行列なんかしてまでありがたがって食べるものじゃないです。そんなところで時間をつぶすより、行列のできない食べ慣れた味を楽しむ方が正しいと私としては思っています。まぁ一番良いのは人気が出る前にその店を堪能するって言う事なんでしょうけれど、私にはそんな行動力もありませんから、お祭りには参加しないのが一番と理解しているって事ですかね。そんな私ですから、行列して一番に並ぶより、家でダウンロードをした方が余程は約手にはいるだろうにと思っちゃう訳で、ただ並ぶだけのお祭り人間とは相容れないなぁと実感した次第。

Nokiaの携帯電話
ノキアが携帯電話3機種を発表しました。1つはCarlZeissレンズを搭載したカメラ機能重視機で、1つが4GBのHDDを内蔵したIPodmini並に約3,000曲の音楽を保存できるなど音楽機能重視機、最後の1つがW-CDMAの3G端末で、無線LAN、Bluetooth、USB2.0の搭載などで今までの機種よりPCとの連携を取りやすくした機種となっていて、今年中に発売が開始されるそうです。もっとも日本にも投入されるのかどうかは判りませんが…3G端末はvodafone辺りから出るんだろうなぁ。

携帯電話もカメラにスケジュール機能に音楽機能とどんどんその範囲を広げていってPDAの市場なども食い荒らしているようです。SDカードなどで音楽や映像をPCから持ち込んで見聞きすると言うのも当たり前の世界になっていましたが、ついにHDD搭載ですか。もう電話機能は付属品になってきたような感じですね。どこまでエスカレートするんでしょうね。私は正直なところ、携帯電話はTu-Kaの考え方に一票なんです。余計な機能はいらない。でも、これが徹底的にあれもこれもと詰め込んで使いやすさが洗練されたなら、「何でも付いている」も有りかな?と思ってしまうかもしれませんね。ま、私としては文字入力がもっと簡単になってくれないと意見はなかなか変わらないと思います。多分それが最後までネックとなるでしょう。

google…打ち間違うとウィルス感染
www.google.com(アメリカ)へ接続しようとして、間違えて「www.googkle.com」と打ってしまうと7種類のウィルスやスパイウェアを植え付けてくれるサイトに繋がるそうです。

これを作った人って、打ち間違えてくる人をじっと待ち続けて居るんですかね。まるであり地獄みたいな人ですね。まぁ打ち間違えないように気をつけてくださいね。



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