The Green Hills of Earth
2004年12月10日(金) |
バイオリズムではないけれど、何か買い物の波が… |
はぁ… *sigh* はぁ〜 *sigh*
ため息が一杯出てきます。 バイオリズムのような波が生活をしてるとあるものなんでしょうか。何をやってもうまく行くとき、行かないときがあるように、類は友を呼ぶように、物事には波があるのでしょうかね。 昨日、うちにLeicaIIIaがやってきたばかりなんですが、今日、そのフィルムを無謀にも現像に出して来たんですよ。多分みんな真っ黒でまともになんか写っていないと思うんですけれど、何処かで試して見なければ成功か失敗かも分からない訳ですからね。ええ、数百円は無駄になるとは思いますが、まぁそれだけですから良しとしましょう。そう思って近くのカメラ屋さんに現像を出した訳ですよ。普通ならそのまま帰っちゃうんですけれど、今日は何気なく店の中をぶらりと一回りしちゃったんです。そしたらね、こいつと目が合っちゃった訳。
あらあら、恥ずかしがってそっぽ向いちゃって。こっち向きなさいってばさ
中古品の展示棚の中にあったのはNikonのスピードライトのフラグシップSB-800でした。定価\60,000で、ヨドバシなどでも新品の価格は大体\50.000位ですし、オークションに出品されるものも大抵は4万円台まで跳ね上がってしまいます。しかし、ここにあるのはオークションではなく早い者勝ち、見つけたもの勝ちの店頭販売で、値段は\32,000なんですよ。新品ならSB-600が買える値段程度という感じです。どうしようかなぁ魅力的な値段だけど、貧乏だしなぁと考えていたのですが、店員を呼んで棚を開けてもらい中を検分すると殆ど傷もない新品同様のものです。魅力的だなぁと悩んでいたら、店員が一言「うちの店にはD70ユーザーが多くてね。これは明日にはなくなると思いますよ。」…そういわれたら買うしかないですよね。えぇ、スペースシャトルに乗って成層圏から飛び降りたつもりになって買いましたとも。
デジカメには内蔵のストロボがありますし、銀塩のF801にはSB24という当時のフラグシップのストロボがあります。そんなストロボがなんで必要なんだ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。これは難しいんですけれどね、価値観の問題といってしまったらそこで話はおしまいですから説明をしようとがんばってみますとね、兎に角多くの人がカメラに求めるのは「手軽さ」だと思うのです。手軽に片手で持って写せること。手軽に何も考えずに写せること。だからコンパクトなデジカメがもてはやされるし、手ぶれ防止機能などが搭載されたりする訳ですよね。それはそれで良いんです。それも一つの方向だと思います。私が「むにゃむにゃ」ページに載せている去年の写真を撮ったカメラはPanasonicのDMC-FZ10という手ぶれ補正機能を搭載したカメラでした。十分恩恵を受けましたよ。それを否定するつもりはないんです。でも、ストロボをできるだけ焚かずに自然な光のままで写したいと思ったら、暗い所ではスローシャッターとなりぶれやすくなります。それを防止するためには三脚なり一脚が有効ですし、明るいところでも暗いところでも影をコントロールして見やすい画像を作るためにはストロボをうまく使うことが有効なんですよ。カメラに内蔵されたガイドナンバーの低いストロボでもある程度のことはできますが、たとえば人を写すときにはストロボを上または側面に向けてバウンスさせてやるとか、ストロボを複数つないで多方向から焚いてやるとかすると見違えるような画像が撮れる訳です。手軽にパシャパシャと撮る写真もそれはそれで良いのですが、なにかここは一発決めてやろうと思ったときには、そういうことに対応できるストロボが一つあるととても便利なのです。また、この手のストロボがあると本当の真っ暗闇の中で対象物にフォーカスを合わせてストロボ撮影をするという芸当ができるので、それも便利なんですよ。私は今までもストロボを2灯、3灯シンクロコードでつないで同調させ、それで撮影をするなどということもしてきました。一度そういう楽しさを味わうとどうしても、この手のストロボがほしくなってしまうんです。ええ、SB24が使えるなら問題は何にもなかったんですが、残念ながらSB24はD70との組み合わせでは、せっかくのTTL調光機能も使えず、マニュアルモードでしか使えないんですよ。そんな訳でいつかこれが買える日を夢見ていた訳です。 本当は、今オークションに出品されているLeica用のレンズがほしいなとひそかに狙っていたのですが、これも運命というか流れというか、私に買ってほしくてそこに陳列されていたのでしょうから、これはこれで受け入れて使い倒そうと思います。でも、出費する波はそんなに続かないでほしいなぁと思う次第です。
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