The Green Hills of Earth
昨日は「巨人と試合をすることによる増収しか考えないボンクラ」と球団オーナーをこき下ろしましたが、巨人と試合をする事を考えるのは、短期的な意味では正しい選択なのかもしれませんね。
「魅力ある球団作り」言うのは簡単ですが、それをどうやって作るかは難しい事です。本当に努力をしたのかどうかは疑問ですが、兎に角巨人以外(阪神も除外?)どの球団もそれに成功したとは言えない訳で、毎年巨額な赤字を計上している球団を手っ取り早く救うためには長期的な展望より短期でもいいからすぐに効果がある手を打ちたいとなれば、確かに1リーグにするのが手っ取り早いのかもと思いなおしました。 選手の立場から言えば、合併により人が余った結果、2軍落ち又は控えになってしまう選手、解雇される選手が出てくるのは必至で、更に放出された選手が他球団へ行ってレギュラー争奪戦をする訳で、「もしかして自分が?」と当落線上にいる選手には戦々恐々の日々でしょう。しかし、1リーグ制にはメリットがあると思います。でも、合併はどうでしょう。1リーグにするには12球団は多すぎるってことでしょうか。そうは思えないですけれどね。ああ、年間130試合としたら12球団では巨人戦が10試合程度しか組めなくなるってデメリットがあるんですね。それじゃあ増収は見込めないですよね。結局は試合数を出来るだけ減らさずに巨人と試合をするための合併ってことなんですね。じゃあ巨人だけ2チームに分けて、倍試合をしたら良いんじゃないですかね。それじゃ意味ないですか。 メリットがあるなら合併をしてリストラがあるのは止むを得無いかもしれません。私のような「今のプロ野球をつまらない」と思う者にとっては、これを機に面白い野球をするようになって欲しいと思ってしまいます。 選手会としては、近鉄とオリックス合併が承認されたら、ストを決行するのだそうですね。 会議の結果によってはストを決行する。ストをしたら損害賠償で訴える。そんな話が錯綜しています。ファンの声も「ストをしてでも合併反対」「折角チケットを取ったのに。試合して欲しい」など様々な意見があるようです。 でも、日本のプロ野球って、それぞれの選手が個人事業主ですよね。球団に雇われている従業員なら兎も角、個人事業主がストっておかしい表現じゃないですかね。個人事業主が球団とどんな契約をしているのでしょうね。会社と従業員なら組合があってスト権もあるでしょうけれど、個人事業主が球団と契約をしている状態ではスト権なんてあるはずが無いですから、契約不履行で選手が負ける可能性が大きいのではないかと思うのですが如何でしょう。 権利のあるストなら、「それはあなたの権利だからがんばって」と言えますけれど、これはどうなんでしょうね。微妙です。 それにしても、巨人戦があるかないかで17億円も収入に影響があると言う事は、たとえば「俺はヤクルトファンだ」と公言しているのに、試合は巨人戦しか見に行かないという人もいる訳で、(どうせ行くなら巨人戦って言うだけかもしれませんが)それは裏返せば「お前はヤクルトファンじゃなくて巨人ファンなんじゃないの?」と思えなくも無いと思うのですが...そんな隠れ巨人ファンが多いって事なんでしょうね。
先の「1リーグ良いんじゃない?」を書いていて、何かもやもやしていたのですが、ふと思いつきました。
どうしてそれだけの人気があるのに巨人がいないと成り立たないんでしょうね。それとも中日や阪神などは巨人が無くても黒字経営していけるだけの集客力があるのでしょうか。近鉄などは多くの人が球場に足を運ばないファンであった訳で、他の球団も同じような人が多いんじゃないでしょうか。巨人戦は客も来るしテレビ放送もあるから一生懸命やるけど、他の試合では選手層が薄いため面白くも無い試合をするという悪循環があるみたいで、それが原因なんですかね。 「魅力が無い」というのはいいすぎだと思いますが、地元に愛されるだけではなく、地元の人が球場に行きたくなるような球団にして欲しいと思います。
先日からデジカメがおかしい、修理に出さなければといい続けてきたのですが、今日購入したお店に行ってきました。 大体買ってから2週間位なら初期不良と言う事で新品と交換してもらえると思いますが、このSANYO DSC-J4は5月29日に買った物で既に3ヶ月が経過しています。ですから、当然ながら交換ではなく修理に出さなければならないと覚悟をしていたのですが、お店に持っていったら「今回は交換します」と新品に交換してくれました。こういう対応はうれしいですね。またこのお店で買おうって思っちゃいますもの。←単純な奴ですから
オーナー会議の結果がテレビでニュース速報として流れました。「プロ野球、来期はセ6球団、パ5球団、2リーグで実施」だそうです。果たしてニュース速報でやるほどの事ですか? いや、結構興味を持っている人が多いと言う事の表れなのでしょうね。 昨日、選手会会長の古田が、選手会としては近鉄とオリックスが合併しても、他に新規参入の球団を認めて12球団2リーグ制が維持されればストは回避する可能性があることを示唆しました。今回決まった事はこの条件を満たしていないと言う事は、やはりスト実施なのかな。 そして、2リーグのまま合併だけって言うのは、何か意味があるんでしょうか。球団を維持できないほど近鉄が赤字になっていたとしても、何も合併をする必要はないですよね。それこそライブドアなどの参入したい企業に身売りするでも、他球団がお金を出し合って援助しあえば良い訳ですから。今回は反対署名が120万人分集まったといいますし、下手に強行したらファンが離れると危惧した結果なのでしょうか。その可能性はかなり薄いと思いますが...今年は諦めたけど、来年には実施しようという準備と言う事なのでしょうか。
野球の話題が続いたのでついでにもう一つ。 野球漫画の「あぶさん」(作:水島新司)に登場できる権利が、漫画家による任意団体「マンガジャパン」(代表:水島新司)を通してYahoo!Auctionに出品されていました。開始価格は\1,000で、20〜30万円で落札されるものと想定していたのですが、6日までにのべ1000人以上の入札があり、入札価格が2001万8000円程になった為、その値段の異常さからオークションを中止したそうです。 私が野球漫画を嫌いになった一つの原因に「ドカベン」(作:水島新司)があります。出てくる主役級がみんなスーパーマンで、地方大会は全てパーフェクトゲームとか、打てばホームランだとか、まぁ余りにも極端すぎて見る気が失せる。そんな感じでげんなりし、それ以降この作者の漫画は見るのも嫌でした。が、会社で誰かが買ってくる漫画を見ている内に、あぶさんは結構面白いと思うようになりました。作者の野球好きはかなり有名ですし、プロ野球選手との親交も深いからこういうものが描けるんだろうなと思います。しかし、確かに全国誌の漫画に自分が登場できるというのはある意味魅力があると思います。が、私としてもその権利は最高でも20万円辺りが妥当だなと思う訳です。Yahoo!Auctionが無料の時代には1億円とかに吊り上げて楽しむという輩もたくさんいたようですが、果たしてこれはそういうものなんでしょうか。本当にそれに2000万円の価値を見出した人がいたんでしょうか。ちょっと興味ありますねぇ。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |