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2004年08月13日(金) 誰(何)が制御しているのか?

分散型の帰省が定着してきたのか、殆ど渋滞らしい渋滞にもあわず帰郷しました。お盆だなと実感できる事と言えば、すれ違う車のナンバーに現れている程度でしょうか....なんて書くとすんなり納得されてしまいそうですが、私はしっくり来ません。分散型の帰省なんてどうやって制御されると言うのでしょうか。子供がいるから昼間に移動する人もいれば子供が寝ている間にと夜移動する人もいる訳で、休みだって一部の企業では他より多く休めるかもしれませんが、多くても1週間から10日、短ければ0日から3日程度でしょう。帰省が数時間程度の人もいれば一日がかりの人もいますから、確かにそれなりに様々なパターンがあるのは事実ですが、それは今に始まった事ではありません。今までだってずっとそうだった訳で、じゃあ、何が分散型になったんでしょう。もう皆さんが無宗教になったのでお盆に帰郷すると言う人が少なくなったのでしょうか。しかし、全体としての動く人の数はそんなに大差ある訳じゃないですからその意見も却下でしょう。
つい何年か前には新幹線の自由席に乗るためには何時間も待って並ぶとか、そんな光景が当たり前のようでしたが、誰(何)がどうやってそれを制御しているんでしょうね。凄く不思議です。

今日は入り盆と言う事で、先祖様が降りてくる日って事らしいですが、うちでは
今日墓参りを済ませて、明日は親戚縁者がうちの仏壇に手を合わせに来てくれます。これは地方によってあれこれ違うみたいですね。
それにしても数十年ぶりの墓参りは新鮮な気持ちで体験を出来ました。が、毎年盆を体験しているはずの父や兄が、初盆で始めて自分の墓を持った今年、様々なしきたりや慣わしを実は殆ど知っていなかったと言う事にショックを覚えているようです。そう考えると、そう言う事を昔からきちんとやっている本家の長男って言うのは、えらそうにしているだけの価値はあるというか、大変なしきたり、慣わしの中に縛られて生活をしているって事なんでしょうねえ。本家筋でもなし、長男でもない私は本当それはそれで幸せな事だと思った次第です。


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