The Green Hills of Earth
じれったいというか、怒っているのではないけどイライラいすると言うか、微妙な気持ちです。
車にお金を掛ける人は、ドレスアップをしてみたり、高いオーディオ装置を入れてみたりする訳ですけれど、私自身は「空力を良くするなんて、アウトバーンでもあるなら別だけど、日本では全く不要」「最悪の音楽再生空間で良い音を追求するなんてお金の無駄」というポリシーを持っていますので、基本的にはどちらにもお金を掛けません。若かりし頃はそれでもオーディオ装置を取り付けてみたりもしましたし、スピーカーの周りを鉛で補強してみたり、自分でクロスオーバーネットワークを作って音を調整してみたり(一応そんな学校にも行っていましたしね)しましたが、やはり無駄です。そして多くのメーカーは、カタログには音を追求したような事を書いていますが、実際には素人受けする見た目の派手さだけを追い求め、音を良くする工夫なんか殆どしていない事に気付いてからは、メーカー純正の装置で満足するようにしています。と言うか実際の操作性はメーカー純正が一番良いですね。大きなボタンに単純な機能割付けで使いやすいです。イコライザーが付いていたって、それを調整する人が素人なら調整の仕方もわからないですよね。私の知り合いの車に乗せてもらった時に「音が良くならない」と言われてみてみたら、イコライザの全てのチャンネルが最大位置にあったなんて事もありましたし。
兎に角、標準装備品は、音は良くないかもしれませんが、聞くのには十分の音が出ていますし、操作はし易いし、表示も大きくて見易い訳で、私は結構気に入っているんです。しかし、今私の車にはHD方式のカーナビが付いていて、これはミュージックサーバー機能を持っているので、椅子の下に設置するわけには行かず、純正オーディオと交換をせざるを得なかったのです。ちまちましたスイッチに、見難い表示。使いにくいです。カーナビの画面に時間なども出るのですが、それだって見易くはありません。私は一度運転を始めると長時間運転し続ける事が多いのです。例えば東京経由で大阪方面に行くときは、下手をすると高速に乗る前に休憩をかねて給油をして、次に休憩をするのは滋賀県の大津あたりだったりします。つまりガソリンが続く限りは走り続け、給油する時に休憩をするなんて事もあると言う事です。出発した時間や自分の体調などで休憩の間隔は変わりますが、それを管理する意味でも見易い時計は必要なのです。車にはカーナビを利用した電話のフリーハンド通話機能もありますので、電話をホルダに入れておけば、日中ならそれで時間も確認できます。しかし、残念ながら夜間には真っ暗です。そして、カーナビの時計は正確なのはうれしいのですが、残念ながら画面によって表示される位置が違ったりして見難いことこの上ないのです。そんな訳で、仕方なく先日時計を買ってみたんです。条件は簡単で、昼夜を問わず見易い事。それだけです。 しかしそれがなかなかないんですよ。特に夜間でも見易いというと、スモールランプに線をつないで照明を連動させるか、シガーライターソケットから電源を取り出すタイプになります。前者は乗用車を自分で工作するにはちょっと面倒ですし、後者は、そんな程度の物でシガーソケットを使うのはもったいないですね。よって却下。そうすると、殆ど選択肢はないんです。「そんなものはありません」と言う事です。ところが、先日、カーショップへ行ってみたら面白い時計がありました。液晶のデジタル時計で、文字盤が透明なんです。日中は太陽光、夜間は自車が発するヘッドライトの明かりを透過して文字を読むという時計なんです。これは面白いかもしれないと思い買ってみたんです。ダッシュボードに取り付けるタイプと、フロントガラスに貼るタイプがあったんですが、私は窓に貼り付けるのは好きじゃないという理由からダッシュボードに貼り付けるタイプを買ったんです。しかし、封を切って取り出してから気付いたのですが、私の車って窓の下はワイパーが鎮座しているんですよ。最近はコンシールドワイパーといって、ワイパーが使っていない状態では視界に入らないように工夫されている車も多いみたいですが、残念ながら私の車にはそんな工夫はないんです。ですか昼間は見えるのですけれど、夜間はヘッドライトの明かりがワイパーに邪魔されて見えないんです。フロンとガラスに貼り付けるタイプにしておけば、ワイパーの上に取り付けて何の問題もなさそうなのですけれど、一度買ってしまったものを捨てるわけにも行かないし、そんな簡単に諦めるのは癪に障ります。ちょっと場所を工夫して見える位置を見つけたい。それにしても、なんでいつも私が選ぶものは選ばなかった方が正しい選択なんでしょうねぇ....ま、工夫する楽しみがあるから良いやい←負け惜しみ
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