The Green Hills of Earth
仕事で片道150km程のドライブをして来ました。 それだけならそんなに疲れはしないのですけれど、そのドライブの前に客先に立ち寄って資料を届けるのが疲れた原因でしょうか。 客先はうちから60km位の所にあって、今日のドライブの目的地、うちとで三角形の頂点を構成します。渋滞を避けるためには深夜に家をでて客先に立ち寄って、行けるところまで行って車中泊をしなければならない。まだぎっくり腰は痛むんですけれど仕方ないですよね。 25時頃家をでて、26時半頃客先のポストに資料を投函し、28時半頃力尽きて高速道路のサービスエリアで三時間半の睡眠。そして客先で仕事。そんな感じでした。
同じペースでずっと忙しければ、忙しいなりに体を慣らしてペースを作っていくことが出来ます。私の経験から、本当に仕事が忙しい状態なら、一ヶ月くらいなら睡眠時間は一時間でも体は持ちます。そんなに忙しい状態じゃなくても、それがスポットでとなると、体がペースを作れず物凄く疲れてしまうんですよ。だから、私は何年か前から祭日を月曜にして三連休にするみたいなせこせこちまちました中途半端な連休は、体を休ませることにはならないなぁと思う訳で、どうせやるなら、全ての祭日を8月に集めて、8月は一ヶ月休みの月にするとか、そんな風にしてくれた方が実は仕事の効率は上がるんじゃないかなと思う訳です。と言いつつ、逆にどうせ祭日があるなら、三連休になるより水曜に持ってきて中日で一日休める方が楽だよという気持ちもあって、これは普段がどれだけ忙しいかによっていつ休みがほしいか違ってくるんだろうなぁと思った次第。
理想は週休3日か4日で、バカンス休暇があることなんでしょうけどねぇ。 というか、昔どこかで、「日本人は定年を迎えても仕事を見つけてどこかに所属したがるけど、イギリス人は就職した直後から引退して余生をのんびり過ごすことを夢見ている」という話を聞いたことがあります。確かにやっと定年したのに、さまざまな形で仕事を続ける人が多いように思います。仕事をしなければ生活が出来ないからという現実的な理由なら仕方ないのでしょうけれど、そうではなく、家に居ると何をして良いか分からないとか、そんな話が多いみたいですね。仕事をする必要がなくなったならのんびりすごせばいいのにと私は思いますよ。もし、先の話で日本人を定義するとしたら、私は間違いなくイギリス人です。今でさえ出来るだけ仕事なんかしたくありません。仕事をせずに生活が出来るなら仕事なんかしません。別に他の人があくせく働いているのを横目にのんびりしていても焦ったりすることはありません。湾岸戦争の頃、丁度転職をしたのですけれど、その時も次の仕事が決まるまでの間、新大久保の公園で通勤ラッシュの山手線のギューギュー詰めの列車を眺めながらラジコンなどを楽しんでいましたし。のんびりしたらいいじゃないですか。仕事がなければのんびり旅行に行くとか温泉に浸かりに行くとかしたらいいじゃないですか。心にゆとりがなければ人間ろくなものになれませんな。そんな風に言い訳めいて考えておりますが如何なものでしょうね。
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