レベル1への道。
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2009年02月20日(金) ほったらかしになってたもの。

*よみがえる空

見ました、見ました、全部。

うーん、シブイアニメだね〜。いや面白いんだけど、地味。淡々としてる。ストーリーは、想像される範囲内。ある程度、救難とか、少なくとも自衛隊に興味がないと、退屈かもしれないね。

逆に、妙な脚色も派手な演出もなく、細かく丁寧に作られてあるとも言えます。作画も丁寧なのが好印象。

彼女がらみのエピソードは、中途半端な印象なので、もっと削ってもいいんじゃない?

空へ、はDVD借りて見ます…いずれ、いずれね。まだ出てないよね。

*あぽやん

あー、作者の名前忘れちゃった…。新…新城?剛…ゴメンナサイ。

空港で働く、旅行会社の社員のお話。それなりにちゃんと面白かったですよ。専門用語も多少出るけど、ヒコーキ好きな人だけでなく、一般的に読める本。

ひねた若手社員の成長物語的社内小説として。心温まるエピソードもあり。

*阪急電車

やっと順番が回ってきたのよー。有川浩のじえーたい関係ない恋愛もの。

あ、でも途中で軍オタがしっかり出てくるw

女性の描写がいつもながらすごい。討ち入りの話とか、素敵。

この人の話は、八方丸く…まで行かなくとも、七方丸くくらいに最後にちゃんと収めるのがいい。読んでる人の気持ちにひっかかってることはほぼすべてスキッと収めてくれる安心感があるなぁ。

*自衛隊ごはん

なんだっけな、今すぐ食べたい!自衛隊ごはん、だったかな(笑)。

流行のミリメシ系ムックです。缶メシなど、いわゆるレーションと呼ばれるものは、形態、中身の両写真が詳しく、食後の隊員さんのひとこと感想まで紹介されている。確かに美味しそうなものもある。

歴史とか、各国のミリメシ事情とか面白いです。パイロットは救命用のらくがん状のブロックメシを携帯しているらしく、頑張れ救助は必ず来る、とか書かれたメモが入っていて泣きそうに。

それ以外にも、基地メシ、野戦メシも細かく詳しく写真点数の多い突撃レポートが熱い。うん、確かに美味しそうだ。厚木ラーメンとか食べてみたい。マグロカツも揚げたてを齧りたい。

でもおそらく、あまり失礼のないように気をつけるけど、そんなにね、驚くほど、感動するほどウマイ、ってこともないような気がすんだよね…。

きっと、あ、フツーにウマイね、くらいかな…と。

それに対して、こんな熱意のある取材をする、こんな熱い文章を書く、その情熱がすごい!グルメ本でもここまでは、といった感じ。

たかがメシ、されどメシ。


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