レベル1への道。
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2007年07月25日(水) |
むげすなのよいところ。 |
気配りが行き届いてる感じがしますよ。
細々としたネタが散りばめられているのって、いわゆるゼルダらしいと評される、シリーズ通しての美点なんですが、むげすなもまた、至るところに小ネタが埋もれているんです。それが、自然な感じで、統一感があるんです。安心して笑っていられる感じ。無理に突っ込んだ感じがしない。苦笑を誘う感じもない。
コンパクトに作っているからってのが大きいんだろうかな。ゲーム自体(それにしたって携帯機には十分なボリューム)も、開発がそもそも小所帯だったそうだし。それにリアル系でないのも大きいかも。なんでもかんでも等身大にしちゃうと変に生々しくて笑えないこと、ないです?やっぱこー、リアル路線にしようとするとゲームそのもの以前にやることが沢山もごもごもご…。
なんか、こう、変な例えだけど、小さなレストランとか旅館で、心を尽くしたおもてなしを受けているよう。心地いいんですよ。接待されるゲームって意味じゃないんですよ。
むげすなは、小ネタ散りばめ具合とか小ネタクオリティが、バラつきなく高いところで保たれている感じを特に受けました。
全体の印象をこうやって日記にまとめようって時に、真っ先に浮かぶくらい。
あと特にいいなあっ、と思ったのはムービーシーン。演出とか、(全体に言えることだけど)テキストが独特で良いお味。キャラも生き生きと動くし、魅力的だし。なんと言ってもリンクがかわいいし。ちょ〜かわいいし。
良い。
逸品でございますよ。
難易度も、最初半信半疑だったのだけど、難しすぎず簡単すぎずでいい塩梅。むげすなに限っては、経験不問なのも素晴らしい。タッチペンでの操作、謎解きは新鮮です。前にも見たようなボスもいることはいますが、タッチペンでの攻略は新鮮。オールドファンには嬉しいポルスボイスの復活とかw ボス戦は面白いの多かったです。経験者でも悩めます!w
そんでもってダブルのダンジョンですよ!
一般ダンジョンを攻略することで、ファントムダンジョンの攻略が変わる。仕組まれた発見の喜び。無敵の敵であるファントムの存在も、時間制限も、こんなに効果的なものだとは思ってませんでした。タイムを縮める喜びも。アイテムによる成長に加えて、ファントムに対してはやってる方の腕が上がっていくのが良く分かる。最初は手も足もでなかったコワいファントムに泡を吹かせてやれるようになるのが楽しい〜。
というかむしろ、対戦やった後だとファントムなんか全然怖くないw
しいて難点を挙げるなら、前転がうまくでないことと、ゼルダ姫の出番がないこと。トゥーンのゼルダ、ちょ〜キュートでキュ〜ンなんだよ!なんだよ!!
オススメだ!イヤッハァー!
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