レベル1への道。
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2007年01月02日(火) これは時代小説じゃないの?

浅田次郎「お腹召しませ」。年末に借りて、借りっぱなしになっていたもの。

ちょっとだけ読んでみた。…んだけど、これなんなの?髷モノなんじゃなかったの?っと言う呟きがそのままタイトルに。

えー。年初なんであんま批判的にならないよう気をつけますw が、年初早々ハズレをひいてしまった気がいたしますw 6篇中2篇読んで、これ以上読む気が失せてしまいましたw

これは、そもそも小説なの?エッセイなの?自伝かなんかなの?6篇全てに、前書き、後書きみたいな断り書きがついてて興を削がれることこの上ない。一体何が言いたいんだろう。ただの習作なの?連載されてたみたいだけど…。

なんかその、各篇の前書き後書きめいたものが、非常に正体の知れないもので…前書きで自伝風、後書きで言い訳風。どちらにしてもお粗末なもんがくっついてるなぁ、短編そのものはそれなりに面白いのだけど、と1つ目を読んで思ったの。

で次読んでみたらまた同じ体裁で。はて…?と思いつつも一応読み進めると、やっぱり後ろに言い訳がくっついてた。マジか?ずっとこれなの?いちいち作者の語りにつき合わされるの?

一応、時代小説として売られているし、こちらもそう思って読んでいたのだけど。楽しませてくれるかと思ったらいちいちそんな、訳分かんない文章がくっついてて辟易しました。

とりあえず2篇読んで、なんだこれ?と思ったので、解説かなんかに説明がないか後ろの方を繰ってみて、作者自身の後書きを発見。これがとどめになりました。読んでげんなりですよ。短編部分だけ読むかって気もしてたんですが、もう読まないでいいわコレ。っとゆーかこの人なんなの?ただの語りたがり?これ自己満足?

ええもうダメだ最悪。こんなの初めて見た。空前絶後な後書きだよ。ありえねー。見苦しい!破り捨てたい!

この人、有名な小説家、だよね?それでいいんだよねえ?

だったらこの人、小説家やめた方がいいわ。ってかやめちまえ〜www

と、最後は自分が見苦しくなっておしまい。

あ〜〜〜〜〜〜〜、もしも、この人のファンとかいたらゴメンナサイね。いや、ここまでけちょんけちょんなのは流石に初めてで、私もびっくりしております。物語自体はそれなりに面白いのでもったいないとは思ってます。堪忍ね。


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