レベル1への道。
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2005年11月07日(月) 戦慄。

最初はなんかの影だと思った。木か、水面とか、光の加減によるものだろうと。

ん〜結構壊したなぁ。7体目くらいだっけ。アグロにも乗り慣れて来た感じ。お疲れだね、よしよし。ワンダも頑張ってるね、お疲れ。そういえば随分…服が汚れたねえ。しょうがないか土埃とか巨像のアレとかでそりゃ汚れるよなぁ。湖とか池とか、風光明媚なのがそこらじゅうにあるんだから水浴びでも出来ればいいのにね。

……?

あれ?ワンダって、髪の毛もっと赤くなかったっけ。鮮やかな赤毛だったよね…。

…!!

木か、なんかの影じゃない。

なに、これ。

ワンダの着衣、ひどく汚れてて、それは分かる。襟からのぞく首筋…これは、なに…よく見たら顔まで達してる、この刺青のような、文様のような…。髪もそう、前はもっともっと赤毛だった。明らかに黒くなっていってる…。

ワンダが、影になっちゃう。

巨像の影を浴びて、影に貫かれて、無事で済む筈もないか。あれは影の呼ぶ声なのか。

嫌な想像に、ちょっと涙ぐんでしまったよ。明るい筋立てはあり得るのか。先行き、暗すぎる…。


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玲 |HomePage

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