7月31日の日記で書いた友人マミヤ35の件は、断ろうと思っている。カメラを売買するには、インターネットのオークションに出品するなどの方法があるが、友人はインターネットとはかけ離れた生活を送っているため、そんな突拍子もないことを提案できない。それに、もしそれが可能だとしても、出品しているカメラに対する質問が出たとき、素人の友人がちゃんと受け答えできるかどうかも心配である。カメラを売るにはそれなりの知識も必要なのだ。
私が間に入ってもいいのだが、30万円の値打ちがあると思っているカメラを預かりたいと申し出るわけにはいかない。とりあえず、地元の中古カメラ屋さんを紹介して、そこで引き取ってもらったら、という話をしてみるつもりだ。
中古カメラの世界にいてやっかいだと思うのは、古いカメラがすべて価値のあるものだと思われてしまうことである。ウチに「○○という古いカメラがあるんだけど、これっていくらぐらいかなぁ?」中古カメラの世界にどっぷりつかっていない人たちは、自分の持っているカメラに相当の価値があるものと信じて私に問い掛けるのだが、たいていは1万円前後で世の中にたくさん出回っている国産のレンズシャッター機だったりする。困るんだよなぁ、こういう質問。
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