2024年05月15日(水)
さらば青春の光単独ライブ「ラッキー7」(東京公演2日目)
念願のさらば青春の光単独ライブに参加しにEX THEATER ROPPONGIへ。
ツアーは始まったばかりだし、さらばのお二人もネタバレ無しの感想をお願いしていたので、詳細はツアー終了後にでも。
さらばのコントで個人的に好きなのは、じわじわ様子見状態の導入部分が核心部分に入ると一転し、スピード感や躍動感が増してくるところだが、今回は全てそんな感じだった。
弱者や常識人だと思いながら見ていたキャラのふとした言動や行動に、客や演者が(…ん?)と小さな違和感を覚え始める。
違和感が積み重ねられ、弱者や常識人と思っていたキャラがとんでもないいかれサイコパス野郎だと気づいた瞬間、とてつもないスピードで世界ががらりと変わっていく。
ありふれた日常の小道具や動作が狂気の象徴に変わり、思い込みがどんどん覆されていくのがたまらなかった。
さらばのコントの世界には、からりとした「毒」と「狂気」に満ちている。
あまりにもからりとしていて、気持ちよさや清々しさまで覚える。
劇場で見たからこそ、余計にそう感じたと思う。
来月の遠征で再び「LUCKY SEVEN」の世界を味わえることが本当に幸せだ。