つらつらきまま


2003年06月18日(水)
すっとこどっこい

転出届と郵便の転送依頼をしに行った。
 郵便局では私が住所を書いてると局員が
 「東京に行かれるんですか〜。
  …寂しくなりますね」
 と話しかけてきた。

 いやいやいやいや。
 私とアナタは今日初対面。
 初対面で「寂しくなります」といわれてもー。

 転出届は区役所の職員から
 「保険は国民健康保険ですか?会社の保険ですか?」
 と聞かれた。
 くちごもりながら
 「…父の扶養です」
 と答える。
 来月からはちゃんと保険に加入しますんで。

役所と郵便局に行った後は待ち合わせ場所へ。
 前のアルバイト先の人達が奢ってくれるということなので。
 1日も休みたいと思わなかったほど楽しいところだったのでウキウキ。
 地下街で待ち合わせしてたら偶然大学時代のボスに会ったので就職の報告。
 お互い会うと思わなかったのでびっくり。

 さて、前のアルバイト先の面々を私は愛を込めて
 「チーム・素っ頓狂」
 と密かに呼んでいた。
 何というか奇矯な人達だったので。
 昼休みに大の大人が汗かきながらバトミントンや卓球をやっちゃうところにもそれが如実に現れている。
 そんなあの人達が大好きだった。
 そんな私達に相応しい店の名は
 「あほぼん寺」(笑)。
 オリジナルのお酒に「すっとこどっこい」てなのがある。
 これを注文すると
 「すっとこどっこいの方は…」なんて言われてしまうのがご愛嬌。

 久しぶりに会って話を聞いてたらやっぱり相変わらず。
 私がいた頃から折り合いが悪かった隣の課とは順調に仲の悪さを深めてるよう。
 電話が聞こえないから、とご丁寧に元のうちの課の机全部に隣の課のオバチャンとおっさんが結託して
 「お静かに」
 と書いてある三角錐を置いていったらしい。
 あっぱれ。
 後1週間少々でOLとなる私に社会人の裏と表を懇々と諭すチーム・素っ頓狂。
 残業手当がえらいついたとかでかなり奢ってくれた。

 あなた達に出会えて本当に私は楽しかった。
 あなた達と仕事が出来た楽しい日々は忘れません。

あーぁ、来月から働くあの職場をいつか去る時にはこんなことを思えるのかなぁ(苦笑)。



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