補完日記
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2003年04月14日(月) PV見ちゃった。(またやるですか。)



そこは、幼い頃の僕にとっては特別な場所だった。
特にどうということはない、我が家の洗面所。


よく祖父が話してくれたことがあった。
ここで、この場所で私は不思議な友人と出会ったことが
あるんだよ、と。

彼は多分に変わった人で、不思議なエピソードを山のように
持っていた。
周りの大人達の中には彼を変人だと嫌う人もいたが、僕は家族の
誰よりも大好きだった。
祖父の話は突拍子もないことがほとんどだったが、僕は目を
輝かせながら聴いていたように思う。
彼は他の大人達のように子供の僕を適当にあしらったりはしなかった。
どんな時でも、どんな話でも、真剣につき合ってくれた。

その話を聞いた日から、洗面所に行くときは胸がどきどきしていた
のを覚えている。

もしかしたら、僕にもここに誰か現れたりするかもしれない・・・。

そうしたら、こんな話をしよう。
こんなことを聞こう。

幼い僕にとってその夢想は遊びの一つでもあった。


やがて時は流れ、祖父も亡くなり、僕もいつの間にかそんな
ことは忘れるようになった。

そこは、特別な場所からただの洗面所へと姿を変えたのだ。

しかし二十歳を過ぎて、僕は再び祖父が話してくれた友人の
話を思い出すことになる。
くっきりと、色鮮やかな程に。


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手を洗って何ということもなく目の前にある鏡に目をやった。
見なれた顔。
は、なかった。


そこには、見知らぬ顔と見知らぬ風景が映っていた。
一瞬、心臓がきゅっとなった。

「誰?」

思わず鏡に手をやる。
その向こうにいる彼に触れるように。


光が。
目映い光が手から放たれて、次の瞬間には隣に彼がいた。

あれ?

まるでフラッシュバックにように思い出す。
もし。
もしも。
幼い頃の僕の夢物語。


彼はきっと訳が分からずこう聞くのだ。

「・・・ここ、どこ・・?」

そうしたら僕は教えてあげよう。

「昭和四十五年六月十二日、金曜日」


言った日付けに隣にいる彼の目が大きく見開かれるのを、
何故か込み上げてくる笑みを隠せずに僕は見ていた。


『ねえ、君は未来からやって来たんでしょう?僕、
おじいちゃんに聞いたことがあるんだよ』




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いやあ、そう言えば『Hey!~』のやつってどうなったんでしょうね?
(お前が言うな。殴打)
つづく。
(の?)





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