不公平な救世主
犯罪履歴|数世代前|千年先
2007年05月25日(金)
醜い優越感
自分がいわゆる学校の勉強ができることは知っている 小学校のときから知っている 大して必死に勉強しないでも上位に食い込めた 高校のときはこの頭のよさで金を稼がねばならないと考え付いて 小銭稼ぎまでしてみた
ただ、学校の勉強以外は徹底的にできない 結局は馬鹿なんだ それも小学校のときから知っている 常に自分の馬鹿さには絶望してきた
だけど久々に学力で優越を感じてしまった なんだ馬鹿だったんだと思ってしまった 自分だって馬鹿なのに 醜い
何でもいいから勝ちたいんだ 価値がないからこそ 勝てないのが解っているからこそ 順位の明確なものに縋って勝ちたいんだ すばらしく醜い感情 おそろしく劣等な感情 おそらく勝っているだろう だけど、それが何なんだろう? 自分に価値がないのは、もう明白なのに
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