不公平な救世主
犯罪履歴|数世代前|千年先
2002年08月14日(水)
「そう、よかったね」 「うん。」 「多分あなたがいなくてもわたしは全然平気で」 「強がっているけど」 「真実なんて下らないから嫌いだね」 「明日も蝉が」 「夢で君が僕を嘲笑してたよ」 「それはきっと現実になるね」 「飛行機が落ちる気がして仕方ないんだ」 「最後の手紙を書かなきゃならない」 「机の中に全部押し込んでしまった」 「ねぇどこにいってしまうの?」 「ああ殺してしまいたい」 「いい思い出ってすぐに濁ってしまうものだから」 「冬は素敵だ」 「9月は僕が廊下に置き去りにされて」 「本当はもっと別のことをしたかったんだ」 「傷跡たちを愛しているから」 「包帯で締め付けていないと不安で太ってしまう」 「ずっと前から僕は君を殺していたのかもしれないね」 「静かな世界が必要なのに」 「黙れ」 「本当は誰からも必要とされてない」 「君は僕を使用してるに過ぎない」
「それでもまだ、僕は君を大好きだよ。」
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