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2022年07月11日(月) |
元宰相銃撃と参議院選 |
まるで出来の悪いB級サスペンス小説のような元宰相射殺事件。 まだ事件の全容は不明だが明確な政治的テロとも思えず、飼い犬を処分された逆恨みで厚生省役人を次々襲った男の事件に近いような気もして、言葉は悪いが出会い頭の交通事故みたいな不幸。 元宰相は祖父の時代より政界の闇を継承せざるを得なかった立場にあったから、様々な魑魅魍魎に憑りつかれるのは避け難い宿命だったのだろう。 合掌。 いずれにしろ、事件そのものより、散々元宰相非難に血道を開けてきたマスコミ界隈の欺瞞、偽善、傲慢ぶりのほうが痛々しい。 「●●を許さない!」というスローガンが「売り」だったんなら最後まで突き通せ。 「憎っくき」元宰相が殺されたんだから本望だろう。 何が「お悔やみ申し上げます」だ? 筋を通すんだったら祝賀特番でも組んで提灯行列でも企画したらどうだ? まだ「因果応報」と言い放ったキチガイフェミファシストのほうが筋が通って説得力があるぞ。 その上、バツの悪そうな顔をして嫌々ながら追悼番組など作って罪の意識など欠片もない厚顔無恥ぶりに「正義のジャーナリズム」の偽善が垣間見れていろいろ勉強になる。 更には容疑者が数十年前に数年しか務めなかった自衛隊出身者であることを大々的に報じる一方、警察の供述に出てきた犯行の動機としての宗教団体名を報道せず、都合の悪い事には蓋をする。 そのうち、例の如く「容疑者の部屋から漫画とゲームが出てきました」とでも予定調和で始めるのだろう。 下衆の極みもここまでくると滑稽だ。 挙句の果てに参議院選挙では散々批判してきたその政権政党が大勝。 やってることがコメディー並みにずっこけているのに失笑すら漏れないとはどういうことだ? 「お悔やみ」されるのはどうやらマスコミ界隈のようだ。
その参議院選挙で初の漫画家議員が誕生した。 いわいる純粋な「ヲタク族議員」としては二人目だろうか。 宮崎勤事件以来、マスコミ、フェミファシスト界隈から理不尽な煮え湯を飲まされてきた身としては歓迎すべきこと。 ロビー活動によって、謂れなき差別是正と表現活動の自由と創作活動、産業育成を担保するには政権与党にコミットしていくしかない。 だが数多の表現を規制したい守旧保守勢力が闊歩するこの政権与党内で「表現の自由」を標榜していくことは相当な困難を要する。 もし、外圧含めて表現規制を「党議拘束」で迫られたらどうするか? 離党も辞さずして「ヲタク」代表を貫けるのだろうか? 無論、そうしなければヲタクから支持を失い再選はないだろうから、何としても党内で守旧勢力と戦っていかねばならない。 そもそも「表現の自由」は「革新勢力」(死語)が標榜する政策。 かつて都が「非実在青年」で表現活動弾圧始めた時、反対したのは「革新勢力」(死語)だった。 ところがいつしか狂ったフェミファシストに魂を売った挙句、「表現弾圧」側に回ってしまい、ヲタク界隈から愛想を尽かされたのだ。 いずれにしろ、もはや既成政党内で「ヲタクの輝かしき繁栄」を見込める未来は薄い。 「ヲタクの聖地」と言われた秋葉原も同人委託専門店が次々撤退し、風俗の立ちんぼうみたいな偽メイドがうろつく薄汚い街に堕ちつつある。 根本的社会変革なしには衰退の一途だ。 そのためには形骸化思考停止した守旧既得権に塗れた現選挙制度を捨て、党派を超えて、そのステージを遥かに凌ぐ新しき勢力こそがヲタクに王道楽土を齎すだろう。 その指導者と共に背広を脱ぎ棄て戦闘服に着替え、16式機動戦闘車を先頭に国会議事堂に乗り込む気概が必要だ。 初の漫画家議員殿には一層奮励努力して戦って頂きたい。
絶望皇太子
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