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2020年02月07日(金) 「パンデミック祭り」の愚と平将門の呪い

昔あった石油ストーブの名称が付いた新型風邪ウイルス騒動。
マスクは売り切れてどこにもないとか。なんだか台風時のパン売り場を連想させる。
そういえば10年前も新型インフルエンザ禍があった。
丁度自分の原画展を渋谷で開催中。会場がある渋谷の画廊に毎日通っていた。
平日昼間の電車がガラガラになっていたことを思い出す。
あの時も、感染を水際で防ぐために大童なニュースが流れていた。
空港で防護服を着た係員が右往左往したり、当時の厚生大臣が頻繁に記者会見したり。
だが時すでに遅く、国内にウイルスが蔓延してしまった後は、もうどうでもよくなった事を思い出す。
そしていつの間にかピークも過ぎていつしかそんな「パンデミック」があった事すら忘れていく。
今回の新型インフルエンザも、もうすでに潜在的には日本国内にも感染は広がっているだろうから、あの豪華客船留め置きも実質的に意味を成していないのだろう。
船の中に「監禁」されている乗客にとっては降って沸いた災難。
タイミングが悪かったとしか言いようがない。
因みにあの船は造船中に火災を起こしてしまい、急遽同時並行して造船中の船で納品された履歴を持つ。
どこか不運に憑依されている船名。
繰り返される「パンデミック騒ぎ」に接する度に思うのは、今回に限らず、インフルエンザウイルスは毎年変異しながら流行している訳で、それが免疫を持つか否かで流行り方に偏りがあるだけの話。
殊更病原性が強い訳でもなく、致死率も大して高くないのであれば、放っておけばいずれ人体の中で適応して「共生状態」になれば収まっていく。
むしろ感染することで免疫力が高まり、インフルエンザに対する耐性が高まるというもの。
逆に消毒剤ばら撒きすぎると、無害の在来菌が死滅して未知の毒性の高い菌を蔓延らせる危険性もある。
にも拘らず、数年に一回、殊更騒ぎ立てるのは、何か意図があってのことだろう。
医療、薬品会社のステルスマーケットなのかもしれぬ。
薬品分野の株価は高騰だろう。
実際インフルエンザに比べれば、交通事故や風呂場で足を滑らせて死ぬほうが余程確率が高いらしい。
そんなのはニュースにもならないから気がつかないだけだ。
毎度繰り返される「パンデミック祭り」に踊らされる愚。

羽田新ルートで今日もひっきりなしに航空機が降りてくる。
100万余の都民の上空でロシアンルーレットを仕掛けるごとぎ儀式に思えて恐ろしい。
国交省は帝都民を焼き殺し足りないというカーチス・ルメイの霊魂や、あるいは、朝廷に対する平将門の怨念が羽田新ルートの旅客機に憑依する危険性を考えなかったのか?
数多の魑魅魍魎な悪霊が帝都を今一度灰燼に帰そうと虎視眈々と彷徨っている上空に巨大な旅客機を連続して飛ばすことの愚かさよ。
B777の機首に平将門の生首が見えたらおしまいだ。


絶望皇太子