銀色の日記
モクジイク?モドル?ススム?


2006年11月16日(木) 営業マン

昨日の昼間、スーツを着て大きなバッグを持ったヒョロッとした男性がヌホーッと店に入ってきた。
「東京のなんとか区(聞き取れなかった)のなんとか(これも聞き取れなかった)から来ました。」
「えっ?」聞き取れなかったから聞き直した。
「雑貨を販売しているんですが」
「ウチ雑貨屋もしてるんですけど・・・」
見て分からんかい?と思いながら。

何も聞いてもいないのに、ポケットから黒い革のケースに入れた身分証明書(?)ぽいのを出してきた。
なにやら怪しげな金のマークが付いていた。
目の前に突き出され、いかにも手にとって見てくれみたいな感じ。
だがなんとなく触れなかった。
「いや、いいです。今忙しいんで」と言うと
「社長はおいでますか?」
「奥にいますが仕事中です」
「声だけでも掛けていいですか」
「仕事中で忙しいんで」
「社長と話させてください」
なに〜?私じゃ話にならんゆーんかい?
「すみません、仕事中で忙しいんで帰ってください。」
ようやく帰った。

なにやら怪しげな匂いがプンプンしていた。
何も聞いてもいないのに、いきなり「身分証明書」だし。
かなり昔、やっぱりそれっぽい人が来て「身分を証明するモノはありますか?」と聞いたことがある。
その時はボランティアで福祉施設で作ったハンカチを売りに来たって言ってたと思う。
確かハンカチ一枚3000円。寄付になると言っていたが。
ボロボロの身分証明書を出してきたから悪気はナシに
「小さい字で見えないから拡大コピーしても良いですか?」と聞くと、慌ててその人は帰った。
マジで見えなかったから言ったんだけど、コピーされたらまずかったのね(。・w・。 )

その後、夕方くらいにまた違うスーツの男性が入ってきた。
「今度○○にオープン致します○○の○○です。オープンのご案内にご近所を回らせて頂いています。」
先の人とは大違いのハキハキした声、爽やかな態度。
営業マンはこうでなくては!


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