銀色の日記
モクジイク?モドル?ススム?


2001年04月13日(金) 散り際

誰かのせいで誰かが傷つく。
自分の居場所を居心地の良い物にしようと、目障りなモノを取り除こうとした彼女は自分がその場所から取り除かれた。
彼女のせいで傷ついた人もたくさんいたけれど、結局一番傷ついたのは彼女かもしれない。
自分を正当化しようと、今もまだ周りに傷つけた人の悪口を言ってる。
そんなことをしたって、もう戻れないのに。
自分が惨めになるだけなのに。
でも、それで彼女の気持ちが治まるのなら黙って聞いていよう。
美しく去ってはいけなかった彼女。
どんなにあがいても、人の記憶から薄らいでいくだろう。
散り際は綺麗に、気持ちよく散っていきたいものだと彼女を見てて思った。


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