銀色の日記
モクジイク?|モドル?|ススム?
母の病院の庭にもう桜が咲き始めた。 今日は暖かかったので病院の周りを散歩した。

これは雪柳かな? 裏には菜の花畑もあって、ほんとに春って感じ。 花をバックに母の写真を撮りたかったけど、もう何年も写真を撮っていないのに急に撮ったら「最後の写真」になりそうで止めた。
外猫ちゃんとか変な具合にいつもはなかなか撮れない子が撮れたりすると決まって居なくなったり、亡くなったりする。 思い過ごしかもしれないけど。 文太は解っていたから写真を残しておかなくてはって毎日撮ったけど、沖太は急な病気だった。 だけど沖太の亡くなる直前の写真もある。 まだ元気な姿で写っているのが救いだけれど、文太の場合は日に日に弱っていってるのが解って未だに写真を見たら泣いてしまう。 最後の写真はまだ見れない。 文太が最後まで寝ていたソファの「不在」の写真もある。 色々な「不在」写真を撮った。 御飯入れ、好きだったイス、いっぱい持ってたベッド用かご・・・ いつか片付けてしまう日が来るだろうし、そのままの姿で残っているとは限らないので、撮っておいた。 その内、泣かずに見れる日が来るのかな?
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