パントラルリーグ

DiaryINDEXpastwill


2003年10月05日(日) 小学生だから(略)2

引き続き大杉トーク。
ホモ話なので嫌な方は回れ右でお願いします。


ええと、それでですね。
女の子にモテモテな大野なんですけど、どうなんでしょうね。
どうなんでしょうねもこうなんでしょうねも
そうなんですけども。
(いつものことながらワケがわからない文だな)

でも、大野は別に女なんかに興味ねーよな時期だと思うんですよ。
(杉山もだろうけど…
 なんか好きな子ができる話があるんでしたっけ? 都市伝説?)
それより男の子と遊んでる方が楽しいというか。

それでそのまま東京行って、
こう、何か色々あって、
杉山が好きなことに気付くと。

(多分大野の方がそういうことに早いと思うんですが…
 何せ杉山裸足に上履きだし…

「好きかなー? 好きかもー…?」みたいな時期が続いて


転機はあれですよ。
中3。

これからいよいよ受験だし、遊べなくなるけど、だからこそ
今遊ばないか? みたいなノリです。

花火大会です。

大野が杉山を誘うわけです。
ついでにこっち(東京)で遊ぼうぜ、みたいな。
すでに何度か遊んでいるので(夏休みだの冬休みだの行ったり来たり)
ノリは軽いです。
そう最初は。

昼間は普通にあそんで少し疲れたので花火大会の時間まで
大野の家でゲームでもしようってことになって
プレステ起動ウィーン。

…まるこの時代にプレステは無ぇよ。

じゃあ談話。2人で漫画雑誌読みます。
サッカーの漫画があって
「ケンタ今もサッカーやってるかなー」
(ケンタっていうサッカー少年の話があるんです。
 実在してプロになってる)
みたいな話になって、自然に昔の話題になります。
そんで

「お前好きな子とかできた?」ですよ。

ドキンと鳴る心臓。
一瞬で色んなことが過ぎります。
いよいよ新幹線に乗ったときの杉山の顔とか
初めて遊びに来たときのこととか
杉山が天然で髪が茶色いのに先生とかに誤解されちゃって
「染めてるだろ!?」とか言われて殴られて
先輩とかにも目つけられちゃって
でもそれは大野には言わないけど大野はわかってるよ!
みたいなときのこととか

とにかく色んなことが頭に回ってそれはつまり

父さん…ぼくは杉山が好きなワケで……


言うか!? 大野言うか!? 男になれ俺!! オーレ!俺!

「杉…」


ドーン







花火あがっちゃったーーーー!!


わー! 勇気出して言おうと思ったのに!!
どうやら話に熱中し過ぎて時間が過ぎてしまっていたようです。
もう興味は「大野の好きな子」→「花火」です。いやーん。いやーん。

花火は始まっちゃったし杉山に告れなかったし
何か前からサッカーボールと女の子のハートはキープできても
杉山の心はキープできない
でもいいや、杉山かわいいから…。

ほろ苦い想いと新たなる決意。
いつか決めるぜ恋と青春のハットトリック――――。



テロップ 

監督 脚本 演出 … 福(10月5日死亡)

(BGMは「君がーいたなーつーはー 
 ほにゃほにゃ〜(うろ覚え))